漂白物件
漂白物件
さるクリーニング屋さんのカンバン。最後の「ク」に濁点ふたつ。
しみぬきもやってくれるようなんだけれども,まずカンバンのしみをぬいた方がいいんではないかと思ってしまったりしてしまうんでした。
これは,やはり下の点を先に描いたんだけれども,バランスが悪いということで上に描いたんでしょうかね。あるいは逆か?
それとも,下の点は濁点ではなくて,もともと「ッ」だったとか。「クリーニングッ」と,いきのよさを強調していた…わけではないか。
視力検査で「ま」に濁点のついた字が出てくる…という某ソフトクッキーのCMがあったけれども,「グ」にもうひとつ濁点がつくとどういう発音になるのか。
CMでは「ま」に濁点は,「ば」に近い発音をしていたようで,これはまぁなんとなくそうなっちゃうかなと思う。でも「グ」はもう点がついちゃってるから,他の音になりようがない。次回あのCMの続編をやるようであれば,これをやってみていただきたい。「ぐーっ!!」つってゴマカすかもしれんけれども。
こちらもクリーニング屋さん。ここにお願いすると,あらゆる洗濯物が真っ白になりそうでありますね。もう,極彩色の服だろうが喪服であろうが。
ただ,ちょっとシワがついてくるかもしれない。クシャクリーニングだけに。
だから人の名前で遊んじゃいかんてば。
こちらは,某製パンメーカーのトラックの荷台というかコンテナ。すでにだいぶ前にお役御免になっているようで,倉庫として使用されてるような風情なんでした。
で,通常はこの白い部分に女性が描かれている(と思う。たしか)わけですけれども,キレイに白くなっておりますね。美白したのか? あるいは,人物レイヤにマスクがかかってるのか? なんのことやら。
しかし,こんなにキレイにその部分だけ褪色するものか。オーナーがよほどこの女性が嫌いで,削りとったのか。逆に大好きで,その部分だけ家に持っていったのか。それもヤだな。
それとも,これは夜な夜な絵から抜け出して出歩く,恐怖の肖像なのか。 いや写真は昼間だけれども。
上は新潟市・沼垂東1あたり。
中は新潟市・本町通13あたり。
下は水原町・上中野目あたり。