編み物件

編み物件


 いや,人の名前(だよな。たぶん)をネタにするのはいかがなものかというのは,いつも思ってはいることなんでありますが。
 もちろん,ただの珍名さんならそれはこのページで紹介することではないわけで,特ダネ登場に出てもらえば(古いか?)よろしい。やはり街なかにあって,それなりに妄想をふくらませるようなシチュエーションを持った名前だからこそ紹介したくなるわけです。

 で,この「日戸皮膚科」はもちろん妄想がふくらんだんでした。だって,ねえ。皮膚がニットなんですから。ここの皮膚科に行くともうなんでもニットにされちゃう。
 水虫の治療に行くと「ああ。これは足の皮を替えちゃいましょう」ということでニットの足に。ヤケドしたら,そこの皮膚はニットに。全身やけどなんかしたら,生きたぬいぐるみになってしまうんではないかと思われるんでした。怪奇ニット男。ミイラ男と似た感じだけどカワイイような気がする。頭にリボンとかついてそう。

 これが皮膚科じゃなければネタにはならんのだけども。
 仮に歯科だったら…それはそれでネタになるか。治療してもらうと歯がニットになって物が噛めなくなる。なんだそれは。
 やはりこの場合皮膚科がベストであるな。

 ところでニットというのは,簡単にいうと「編んだ生地」ということらしい。実はすでにニット人間はたくさん世の中に存在しているのかもしれない。鈴木あみとか(誰だっけ)。あみんとか(古い)。観阿弥とか世阿弥とか(いつの話か)。アミーバとか(人間じゃないし普通アメーバと言うわな)。

 …なんてことを,物件の写真を撮ったあと考えながら歩いたりしてるわけなんでした。ばかですね。

<参考:今回のボツ妄想>
 ・ニット納豆。
 ・ニットを追うものは糸も得ず。
 ・取れないボールがあるものか。かまえたニットが受け止める。ああ青春のストライク。以下略。

 …ばかですね。

 三条市・島田3あたり。