屋根物件
屋根物件
さる駐車場のカンバン。このカンバンが立っている駐車場は青空駐車場で,この日も眩しい日差しがサンサンと降り注いでいてヒジョーに暑かったんでした。
で,「んー,やっぱり夏でも冬でも屋根のある駐車場がいいよなぁ」なんて考えてると,果たせるかなカンバンの上にさらにハリガミが。
「屋根付車庫 空あります」。
これはまぁ,今までの物件でも出てきていますけれども,路上観察者なら誰でも気にするところの基本物件,「空(そら)のある駐車場」なんでした。しかも屋根付で空があるとは。
矛盾しておりますねぇ。そうでもないか。サンルームのようなガラス張りの駐車場かもしれないし,福岡ドームのような開閉式ドーム駐車場かもしれない。
でもガラス張りじゃあ夏の炎天下には意味が無いし,冬の雪にも耐えられそうもないな。ドーム駐車場はコストパフォーマンスが悪すぎるような。
状況から察するに,このカンバンがある駐車場と屋根付駐車場は別の場所にあるものだと思われるのだけど,実はここが屋根付駐車場なのかもしれない。上の写真,右側にかかってるカサが「屋根」なのね。
雨が降ったらこのカサをさして車のわきにたたずむと。これなら,コストもほとんどかからず「空のある屋根付駐車場」ができるかもしれない。誰も借りないだろうけど。
おまけ。
「空のある屋根付駐車場」は無理につくった矛盾だけど,こちらはホントに矛盾。さるスーパーのトイレ。
「お客様専用 従業員も使用させていただきます。」
そういうのは専用と言わんような気がするけれども,どうか。
そして,お客様と従業員以外にどういう種類の人がいるのか。「店には入ってるけれども買い物をしていない人間」か? 買い物をしてない人はトイレを使うなということか。
ごめん。私トイレ使うためだけに入りました。
屋根ということで,もひとつおまけ。
なんだか,刺さったら痛そうであります。まぁ,人生の間にここに刺さってしまう確率というのは,ほぼゼロに等しいような気もするけれども。
「駐車場」は三条市・嘉坪川1あたり。
「専用」は柏崎市・柳橋町あたり。
「痛そう」は五泉市・寺沢3あたり。