遮断物件

遮断物件


 与板町を歩いているときに見つけた「与板遮断バルブ」。どうやらこのバルブを閉めると,与板町は外部から隔絶され,陸の孤島になってしまうらしいんでした。
 となりには「ここで いけません」というカンバンもあり,実は私が歩いたときにはすでに遮断されていたのかもしれない。

 無理に外部へ出ようとすると,この絵のように痛い目にあわされてしまうわけでありますね。あなおそろしや。でもまぁ私は無事に帰ってこれたわけで,私が帰る時間にはすでに「遮断」は解除されていたのかもしれない。よかった。

 でもそれは考えすぎで,もっと艶っぽいカンバンなのか。
「奥さん,ここで…」「こんなところで…? だめ…。いけません…」なんてやつ。
 絵との関連がナゾだけれども。


 こちらは,先般開通した柳都大橋。奥の,車が見える道路がそうなのだけど,その手前の小さな道に置かれているカンバンがこれ。「柳都大橋に(車は)行けません」。
 すぐそこに見えているのに行けないというのはもどかしいでありますね。まぁ,この橋も特殊な形してるからしょうがないんだけれども。

 私が最初にこのカンバンを見たときには「車は」ってのは貼ってなかったんでした。これがないと「私は柳都大橋に行けません。どうしてくれるんですか」という訴えのカンバンにもとれて,面白かったんだけど,カメラを持って来てみたら貼られておりました。でもまぁ,今の段階でも「柳都大橋は車両通行止めです」という意味にとれますね。

 しかし,いかにも一時しのぎ的なカンバンだなぁ。道路状況が変わらない限りこのカンバンはここに置いとかなければならないんだろうけど,いつまで置いとくのやら。新しい道路がすぐできるからいいと思ってるのかな。今,この辺は古い町並みを壊して道路を建設する準備が進んでいるのは確かなんだけど。

 路上観察者としては,そういうスキのあるカンバンがあるとネタができてよいのだけどもね。

 上は与板町・与板あたり。
 下は新潟市・秣川岸通2あたり。