副詞物件

副詞物件


 …ふと上を見上げると,「ふと」があったのでした。いやまぁ,私の場合はいつもキョロキョロしながら歩いてるんで「ふと」という感じではないわけですけれども,普通に街を歩いてる人はやはり「ふと」これが目に入ることもあるんではないかと思うんでした。
 しかし「ふと」ってのもなんだかおかしな言葉ではあるなぁ。だいたい「ふ」という文字がなんだか妙な形だし。この一文字だけを凝視してると,ちょっと頭がトリップしてくる。のは私だけか?

 でも,なんで最後の一字を隠してるんだ。なんとなく「ふとん」だと思ってるけど,実は「太め」のお店なのか。LLサイズのお店。「不徳」を売ってるとしたらイヤだなぁ。売れるもんでもないか。「埠頭」を売ってるというのもなんかすごい。


 こちらは「はた」なんでした。まぁ,「はた」の場合は副詞というより「旗」を思い浮かべるけれども。
 実際,この「おもちゃはた」さんの前には旗(というかノボリだけど)がたくさんあって,「おもちゃ」と「旗」を売ってるお店のようでもあるんでした。あるいは「お餅」や「旗」か。
 多分,名字なんだろうけれども。ちがうのかな。


 そして「ほっと」であります。「ホット」と「ほっと(する)」をかけるというのは,日本人の悪いクセでありますね。クセじゃないか。
 しかし,上で「農家の営農を支援する」と言っておきながら「ほっとこーなー」というのはどちらがホンネなんでありましょうか。支援するのか,ほっておくのか,ハッキリしていただきたいわけなんでした。

「ふと」は五泉市・本町5あたり。
「はた」は五泉市・本町2あたり。
「ほっと」は新発田市・五十公野あたり。

 タイトルにしちゃったけど,これみんな副詞でいいんだよな…。