初秋物件

初秋物件


 この写真を撮ったのが10月7日。暑かった夏のなごりも消えて,いよいよ秋本番という季節なんでした。夏は暑いし,冬は新潟の場合は雪降っちゃうし,路上観察者としては一番いい季節。ま,春もいいんだけれども,夏を越した爽やかさというのが秋の歩きにはあったりするんでした。

 で,この写真。塀を覆った蔦のようなものが,それに飽き足らず電柱まですっぽりと覆いつくしてしまっている。なんだか,青い空にのびる緑の柱というのがキレイなんでした。

 そしてさらに一番上の方を見ると,少し赤く色づいているんでありますね。紅葉の始まりか。標高差というんでもないだろうけど,やはり上の方から色づきはじめるんでありましょうかね。この電柱が赤く染まると,秋真っ盛り。
 実はこういった電柱は各町に一本ずつあって,気象庁はこれらを見て季節の目安としているのかもしれない。街の季節計。

 分水町・五千石あたり。 写真が傾いてるのは,単に私がヘタだからゆえであります。なんか酔いそうね。ごめん。って,言わなきゃわからんか。いやわかるか。