生徒物件

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 自衛隊の募集カンバンというと,自衛隊の制服を着たさわやかなお兄さんが若者の肩を抱いて空を指さし微笑んでいる…というようなのを思い浮かべるわけでありますね。最近はもっとマンガっぽい,デフォルメされたのが主流のようではありますが。

 で,写真のカンバン。シンプルかつ単刀直入。…なんだけれども,「自衛隊生徒」とはなんであろうかと思ってしまうわけなんでした。見習い自衛官のことを「自衛隊生徒」と呼ぶのか? それとも「自衛隊がこの辺の学校の生徒を募集している」のか? はたまた,昨今のテロ対策で人員の足りなくなった自衛隊が「学徒出陣」を促しているのか? そんな新しいカンバンではなさそうだけれども。

 しかし,「生徒」というと語感でちょっと小学生とかの子どもを思い浮かべてしまうですね。ひょっとすると「少年ライダー隊」みたいな「少年自衛隊」というのが結成されているのかもしれない。それは放課後に塾へ通うようなノリで開かれていて,うちに帰ると「今日は自動小銃の撃ち方を練習したよ!」とお母さんにうれしそうに報告するのかもしれない。子どもの頃から始める,一億総自衛隊化計画。
 いやこれは私の勝手な妄想なんですが。言うまでもないか。でも一応言っておかないと消されちゃうかもしれないしな。

 生徒で自衛隊を構成してると,どんなことをしてもセイトー防衛になるか? それなら,生徒じゃなくて選手を募集するべきだな。センシュ防衛。ああ,くだらない…。

 燕市・東太田あたり。