飲まれ物件

　たまにはトマソン系統もやっておかんとイカンかな…というわけでもないのだけども，路上観察というとトマソンを期待してくる人もいるしなぁ。…って，いるのか？　それを期待してここに来る人が。

　まあそれはともかく，上の写真は…何て言うんだろ，ブロック塀の門柱部分というか，あの太い部分でありますね，それが建物（倉庫か駐車場か？）の壁にめり込んでいる。というか，もともとここにはブロック塀があったんだけど，そのブロック塀を飲み込む形で建物を建てちゃったと思われるんでした。

　しかし，建物つくるのなら，こんなのは壊しちゃった方が作りやすいと思うんだけれども，どうなんだろう。ひょっとするとこのブロック門柱を壊すとタタリがあるとか，するんであろうか。
　建物内部がどうなっているのか，気になるところでもありますですね。

　こちらは，ブロック塀が飲み込んでいるタイプ。飲み込んでいるのは，あの…何て言うんだろ，電線なんかをガードする黄色と黒のしましまのやつでありますね。全体に黒くなっちゃってるけど。しかし，知らん言葉というのは色々あるな。ほほ。

　これも，なんでこうなったのか不明。飲み込んでる部分のブロックは割と新しめなんで，あえて飲み込ませたようでもあるんだけれども。

　トマソンに「もの食う木」あるいは「植物は強し」というタイプがあって，植物が金属なんかをじわじわと飲み込んでいってる物件があるけれども，このブロック塀も実は生きているんであろうか。妖怪ぬりかべみたいなもんか？　油断してると人間もここに塗り込められてしまうかもしれない。

　上の写真は大野町あたり。
　下の写真は豊栄市・嘉山２あたり。