ホール物件

　最近では，毎朝ビンの牛乳を配達してもらってるという家庭もそう多くはないんではないかと思いますですね。けれども，街を歩いていると牛乳を入れる箱は多く見かけるんでした。あのうち，どのくらいの家が配達してもらってるんだろう。

　で，写真の物件。この区域には，ゴルゴ１３なみのスゴ腕牛乳配達員がいるらしいんですね。高い木の上にある牛乳箱にあいた小さな穴に，牛乳ビンを百発百中で投げ込んでいく。まさに，アットピンホール。牛乳を頼むときには，新聞に「Ｇ型トラクター」の広告を出したりラジオで賛美歌１３番を流したりするのかもしれない。
　でも，牛乳を取りに行くのも大変であるな。

　というのはもちろん（たぶん）ウソで，鳥小屋として再利用しているんだと思われるんでした。まあ，有効利用ということでも，手ごろなところかもしれない。
　ひょっとすると，鳥の世界では「塚田牛乳の小屋に住む」というのがステータスになってたりするであろうか。

　オマケに小ネタ。なんだか「メモリーホール」っていうと，「記憶の穴」みたいね。どうしても思い出せない大事なこと。ど忘れ会館。

　どちらも新発田市・本町と大手町あたり。