わらしべ物件
わらしべ物件
新潟市を流れる信濃川は割と大きい川なので,岸にはボートやヨットを係留しておく場所がいくつかあったりするんでした。上のカッチョイイ船も,そのうちのひとつ。
私はもちろんボートなど持っておりませんけれども,余分なお金があるならば,やはり船舶免許やボートなんかは欲しいものではありますね。
でも,優先度としてはかなり低いものになるだろうなぁ。その優先度というのは人によって違うだろうけど,私の場合はかなり余裕がないと買わないと思う。裏庭から石油が噴出して「長者さま」にでもならないと。
そんなわけで,実はこのカッチョイイ船の名前は「わらしべ長者」というのでした。この船のオーナーは一本のワラからこの船を持つにいたったのか。それとも,今現在はこの船がワラであって,これを足がかりに,ゆくゆくは巨大タンカーでも手に入れて海運王になろうというのか。海賊王だったらイヤだなぁ。
いや実はこの船,私の知り合いの知り合いのものなんでした。つまりまだ直接私と知り合いではないのだけど。そのうち知り合いになるかもしれない。もし海賊に誘われたら入ろうかな。でも酔いそうだな。
というわけで,船の名前にはいろいろなものがあるわけですけれども,船体に名前を入れるということになると,トラックと同じジレンマがあるわけなんでした。
すなわち,右側面に名前を書く際に,どちらから書き始めるかということでありますね。上の「わらしべ長者」は左から書いてあるのだけれども,進行方向から書こうとすると右から書くことになると。
そうすると,左の写真の「イカンホニ」のようになるわけなんでした。もちろん,ホントは「ニホンカイ」なんでしょうけれども。多分。
その点,右の「丸潟丸」はお見事。丸潟という地名も名字もあるから,必ずしも左右対称を狙ったわけではないのかもしれないけど,結果としてそうなっておりますね。
でも,数ある候補の中からこの名前を選んだのは,ある程度そういう考えもあったんではないかなぁ,と思うとちょっと微笑ましかったりするのでした。
上所2あたり。