鑑定物件

鑑定物件


 相変わらず写真がへぼで申し訳ないですけれども,さる骨董品屋さんのディスプレイショーウィンドウなんでした。骨董品でディスプレイショーウィンドウってのもヘンか。さる骨董品屋さんの,窓越陳列棚。

 私は全く書画美術骨董関係の知識がなく,そういったものを手に入れようという気も金も全然ないのだけれども,そういう趣味を持てる人というのはいいなと,感じてしまうんでした。目利きの世界。

 で,まったく目利きではない私が見ても,一目で「おお。これは骨董品だ」とわかってしまうのが,写真のお皿でありますね。なにしろ大きく「骨董」と書いてあるわけで,本人が言ってるんだから間違いなかろうと思ってしまうわけなんでした。鑑定団の中島某も「んー。これは骨董ですねぇ」と言わざるを得ない。

 本当に古いもので,最初から文字を入れて作られたお皿だとしたら面白い。生まれた時すでに骨董になってしまっていたお皿。変人の両親に「老人(おいひと)」と名付けられてしまった赤ん坊のようなもんでありますね。「悪魔」とつけるよりゃいいかもしれないけど。そういやあの子,どんな名前になったんだろう。

 見えにくいけど,右上の方に「骨董ジャンボリー」というポスターが貼ってあるんでした。なんだか楽しそうだぞ。骨董屋の主人や鑑定士のみなさんが和服で楽しく歌ったり踊ったりするのか?

 東中通あたり。