ちゃぶだい物件

ちゃぶだい物件


 さる大きなお宅の立派な板塀にポツリと貼られたハリガミ。
「2月の 茶ぶだい  2月3日 あります」。
 んー。これは何を意味するんであろうかと,考えてしまうわけなんでした。
 ゴルゴ13に仕事の依頼でもしてるんではないかと。

 ま,無難に考えれば,このお宅では「茶ぶだい」と称する何かの集まりを毎月催していて,2月は3日は行ないますよ,ということなんだろうけれども。
 それにしても,それを知らない人が見た場合には全く意味不明なんでした。何かの会合だとしたら,「茶ぶだい」という名前がひっかかるわけでありますね。「2月の○○会 2月3日あります」なら何の疑問も持たないんだけど。

 何かの会合だとすると,何をするんだろう。星一徹氏を講師に招いて,ちゃぶだいのひっくり返しかたを習ったりするのか。星一徹って死んだんだっけか。すると,巨人を引退した飛雄馬が父のあとをついで講習するのか。大リーグちゃぶ投げ1号とか。消えるちゃぶだいとか。

 ちなみに,ちゃぶだいって漢字で書くと卓袱台でありますね。手書きで書けと言われても,いきなりでは書けんな。
 このハリガミはあえて「茶ぶだい」としてるんだろうけど。そう考えると,近所の奥さんが集まってテーブルをかこんでお茶をのむ会…ってところか。でもわざわざハリガミで告知するほどのもんでもないような。

 本馬越1あたり。