ひとこと物件51
物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。
実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。
今回はリレー形式を気取ってみたけどうまくいってない。

さるお宅の出入口になっているらしい扉と階段であります。普通に出入りしようとするととても狭い感じであります。階段上で扉に正対しようとすると足ははみだしそうなんでした。
手前側が駐車場になっているのでその関係かと思われますけれども、最初からそういう設計だったんだろうかと思ってしまうところではあります。
手すりがあるとはいえ、それなりに急だし年を取ったらタイヘンそうであります。大学周辺でもあるので、体操選手の住居だったりするんでありましょうか。しないか。
新潟市西区。

体操選手ということであれば、こちらの路上カンバンはどうでありましょうか。
「歩行者は白線内を歩きましょう」ということで、右側の道路には白線が引かれているんでした。もちろん白線内というのは白線よりも路肩側ということと思われますけれども、実はこの白線を踏み外したら地獄に落ちてしまうものかもしれない……というのは小学生が考えそうなことでありますね。
でも体操選手なら白線上を歩いて行けそうであります。子どものころからそんなことを考えている人間が、意外と選手になったりするのかもしれないんでした。
新潟市東区。

路上カンバンということであれば、こちらの路上カンバンはどうでありましょうか。
「人の子もわが子と同じ愛の手で」ということであります。
「人の子」というのが「他人の子」ではなく「人間の子」ということであれば、これを書いているのは人間ではない可能性が高いでありますね。河童とか天狗とか鬼とか妖怪とか、この辺には人外の集落があるんでありましょうか。
人間にはいろいろと差別などされてきたかもしれない人外のみなさんの、ふところの広さを思ってしまうんでした。
新潟市中央区。

妖怪ということであれば、こちらの美容室はどうでありましょうか。
「髪ふうせん」というのは「紙ふうせん」のもじりであろうと思われ、かわいらしい感じの響きをもつ店名でありますね。
しかし「髪ふうせん」というのを実際に想像してみるとちょっと怖くなってしまうんでした。鬼太郎のワザっぽい名前でもありますけれども、妖怪の名前なのかもしれない。
黒い髪が球状になっていて、その中に何が入っているのかわからない「髪ふうせん」。油断していると髪の中にとらえられてしまい二度と出てこられない「髪ふうせん」。
いやもちろんこちらのお店に入っても出てこられないわけではなく、きれいな髪形になって出てこられるはずでありますけれども。たぶん。
ちょっと怪談っぽくなったところで、カイダンということであれば、最初の物件に(戻らなくてよいです)。
新潟市西区。