ひとこと物件43
物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。
実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。
今回もひとことであります。
相変わらず、まったくひとことになってないような気もしますけれども。
お店なんかで旗のような「のぼり」を立てておく土台となる「のぼりベース」というのがあって、それ自体を路上観察の対象としている人もいたりするんでした。
上の物件は、その「のぼりベース」に自転車のサドルが刺さっているというものなんでした。なんとも言えずシュールではあります。
まぁ、おそらくはこの家のお年寄りが椅子として使っていて、座ってボッとしていたり花の手入れをしていたりするんではないかと思われますけれども。
しかし、このサドルはどこから入手したのか。駐輪場の自転車でサドルを抜き取られるイタズラをされているのがあったりしますけれども、そういったものでなければいいんですけれども。
あるいは、こののぼりベースには反重力装置が仕組まれていて、これだけで自在に空を飛んでいける未来の乗り物だったりするんでありましょうか。
新潟市東区。
こちらは某会社(名前出ちゃってますけれども)のカンバンであります。
以前から「とやの、と書いてあるんだろうけど、なんだかヘンなデザインというか書体のカンバンだなあ」と漠然と思っていたんですけれども、マジマジと見てみると「とやの」と書いてあると同時に「tyn」と書いてあるらしいと気づいたんでした。
だからなに、という気もするし、かなり強引な感じもする(特にy)ところではありますけれども、「ああ。いろいろと考えてデザインしたのだなぁ」と思ったわけでした。
実は幼稚園に通う孫娘が「とやの」と書いてくれたので記念にそれをカンバンにしただけというようなことなのかもしれませんけれども。
新潟市中央区。
室外機であります。これも、路上観察の対象としている人もいたりするんでした。
しかしこの物件は異様でありますね。室外機の内部が葉っぱで満たされているようであります。どうするとこうなってしまうのか。
ひょっとすると、自然文明と機械文明の戦争が人間の知らぬところで行われていて、その戦いの最前線を目の当たりにしているんでありましょうか。
あるいは、ここは室外機の製造工場であって、室外機というのはこのように作られているんでありましょうか。
つまりは、あのプロペラのような羽根部分はじつは植物なのであって、葉っぱをプロペラ状に育てて収穫しているのかもしれないんでした。しれなくないか。
新潟市中央区。
こちらは、さる集合住宅の駐車場であります。多くの駐車場がそうであるように、駐車スペースには番号がふられているんでした。
写真では見えづらいですけれども、奥のスペースには「12」「13」と書かれております。つまりは各スペースには数字が割り振られているわけでありますけれども、この部分だけ「A」と書かれているんでした。
手前には「11」があるので、もしかしたらこれは16進数表記なのではないか、すなわち「A」は十進数の「10」なんではあるまいかと思ったりもしましたけれども、B〜Fという表記もないのでそういうわけでもなさそうなんでした。
そうすると、これは「エース」でありましょうか。この集合住宅のエース的存在だけが駐車を許される特別なスペース。このスペースに駐車する権利を得るために、日夜壮絶な戦いがこの集合住宅では繰り広げられているのかもしれないでありますね。集合住宅のエース的存在って何なのかわかりませんけれども。
新潟市東区。