ひとこと物件42


 物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。

 実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
 うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。

 今回もひとことであります。
 今回は全部植物系なので何かそういうタイトルにでもすればいいようなところではありますけれども、まぁいいかと思ったわけでした。




 たまに見かけられるものでありますけれども、植木鉢を割ってしまうほどに植物が成長してしまった姿だと思われるんでした。
 この植物の場合はもうバッサリと切られてしまっているわけですけれども、その際に鉢を取り除いてしまおうと思わなかったのかどうか。
 一部が取り込まれてしまって取り除けなかったのか。それとも、記念に残しておきたいと思ってしまったんでありましょうか。

 新潟市中央区。




 何かの理由で覆われた敷地から抜け出すように現れた樹木であります。抜け出したわけではなくて律儀な覆い方をしたんでしょうけれども。
 でも、木と草が同じ場所から出てきていると狭い穴から緊急脱出をしてきたかのように見えてしまうんでした。
 屹立した棒の根本に下草が生えていると、別のモノにも見えてしまいそうですけれども。

 新潟市中央区。




 どこかから掘り出された木の切り株がコンクリ電柱のわきに置かれているようなんでした。
 でも、切り株の方はなんだかここまで歩いてきたかのようであります。
 スラリとした電柱に一目惚れした切り株が、土中から抜け出して会いに来たように見えてしまうんでした。異種族愛か。電柱は戸惑っているような気もしますけれども。

 新潟市中央区。




 こちらは木と、木にくくりつけられたカンバンのせめぎ合いであります。ワイヤーでとめられているんでありましょうか。
「もの食う木」というジャンルがありますけれども、これはまだ食い切っていない状態で、どちらかというとまだワイヤーのほうが勝っているような感じがするところであります。
 でも、いつかはワイヤーも飲み込まれて、カンバンまで飲み込まれてしまうのかもしれないんでした。あるいは、ワイヤーの方が勝つことになったりするのかどうか。
 我々(誰だ)もいい年になってきているので、決着は見られないかもしれませんが。

 新潟市中央区。