ヒトガタ物件
今回は人の形をしたっぽいものを脈絡なく。
まずは、ウエットスーツ的なものでありましょうか。それがトラックのミラーにかけて干されているようなんでした。
こういうのはちょっとビックリするでありますね。目の端でとらえただけだと普通に人間に見えてしまうので。それなのによく見ると頭や手足が無かったりして。
特に私の場合は以前神社で首を吊ってぶら下がっている人を発見したことがあり、それとは知らずに同じ空間にしばらく二人きりでいたことがあって、そのぶら下がり方がちょうどこんな感じだったので、トラウマを呼び起こされてしまったりするんでした。
それはそれとして、このスーツ、頭のあたりに手袋も干してあるようで、半魚人的でもあるんでした。流行のアマビエというのも、ひょっとするとちょっとタイムスリップしたダイバーが海から上がってきたのが目撃されたものかもしれないでありますね。しれなくないか。
新潟市中央区。
小便小僧であります。まぁ、これを作ろうとした人がいるというのはしょうがないところでありますけれども、これが全世界的に広まってしまったというのはどういうことであろうかと、良識ないのか、世界の人よ、と思ってしまうところでもあるんでした。
それはそれとして。
どうせなら肝である射出部分は細部までリアルに作るべきなんではないかとも思うところでありますね。その部分だけいかにも作り物になってしまっているというのはどうであろうかと。
「メーテル!一部分だけ機械のカラダになったよ!」と言って服をまくりあげ「何見せてんの!鉄郎!」とひっぱたかれる場面だったり…しないか。
新潟市中央区。
神社の境内にひっそりとある樹木であります。木の上に別の気が根付いたのか、もともと一本の木なのかわかりませんけれども、手前の木がなんとも艶めかしい感じがしてしまうんでした。
腰から膝を曲げた足への曲線が、実際にツヤツヤとしていて。
のけぞり気味の男の上に座って「ふふふ。どうかしら?」とか言ってそうであります。何が「どうかしら」なのかわかりませんけれども。
新潟市中央区。
こちらも、二本の木なのか同じ木なのかよくわかりませんけれども、木が木を食っている場面であります。
同じ木である場合、自分の尾を食う蛇であるウロボロスみたいな感じになるんでありましょうか。まぁ、木の場合は自分を食っても蛇みたいにややこしい感じにはならないでしょうけれども。
あるいは、咳エチケットでありましょうか。これを書いてるのはcovid-19と言われる新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されてちょっと経った時期でありますけれども、咳をするときはマスクがなければ腕で口を覆いましょう、みたいなエチケットももう遥かな昔のことのように感じてしまうところであります。
新潟市西区。
オマケ。
お店のギフトコーナーのハリガミであります。まぁ、おかしなことは書いてないわけでありますけれども。
ただ、コーヒーやそば、うどんという普通の食品に混じってさりげなく「オイル」というのが入っていると、これは機械オイルを食料としている昭和のロボットに向けたものなんではないかと思ってしまうんでした。
まぁ、ウイルスによって人類が死滅した場合、ロボットがお中元を贈りあったりするかもしれないし、もうすでにロボットが人に紛れて生活していたりするのかもしれませんけれども。
新潟市中央区。