新年19物件



 さて,新年であります。亥年であります。平成31年であります(途中まで)。一応新年物件というのを毎年やっているので,今年もやるわけでした。
 と言ってもそうそう新年がらみのネタがあるもんでもないし,イノシシがその辺でブヒブヒしてたりするわけでもないんでした。イノシシってブヒブヒ言うのか?

 特に新年ネタがなければやらなきゃいいようなもんですけれども,今回も一応1月1日当日に歩いて撮った物件ということでまいります。そして今年も更新は1月1日当日。

 ということで,まとまりがなくネタ的にもあんまり面白くないのはご容赦いただきたいわけであります。まとまりは常時ありませんが。
 以上,例によって昨年からほぼコピペ。一部修正。

 ということでまず上の写真は,今年の日和山住吉神社であります。これももう恒例になっております。
 神社自体は変わりありませんけれども,この五合目にあるその名も日和山五合目カフェは新潟人のみならず全国各地の街歩き人の基地になっているんでした。もちろん今年もお世話になります。
 以上去年のコピペ。


 ではここから物件。さるガレージの入り口に貼られたハリガミであります。
「屋根付キャンペーン 12ポイント貯めて7千円分の商品券をゲット」
ということなんでありますけれども,どういうキャンペーンなんだかよくわからないんでした。
 屋根付きの場所を借りるとポイントがアップして商品券がもらえるということなのか。
 それなら最初から料金を安くしてくれたほうがありがたいような気はするところであります。
 そして,新規の客がこの表示を見て「おお。それはお得。ぜひ借りねば」と思うかどうかというのはとてもむずかしいような気がするわけでした。


 昔は別の言い方でしたけれども最近は「影タイプ」と呼ばれるトマソンであります。
 家などが無くなっても,その形が残されているものでありますね。
 ひさしや,屋根のとんがりがキレイに残っていて美麗な物件であります。
 隣の建物屋上のフェンスがひしゃげているのは,無くなった家の怨念だったりするんでありましょうか。


 こちらは,かつて赤瀬川原平翁と一緒に新潟を歩かせていただいた折に,翁が「つまっ」と言ってオモシロがっていたものであります。
 あれが2000年の話なので,もう18年も前になるわけでありますけれども,これはその当時そのままになっているんでした。

 もとがなんと書いてあったのかわかりませんけれども,この状態になってから少なくとも18年経っていて,いろんなものが変化していく中でこれがちっとも変わっていないというのが,なんだかちょっとオモシロく感じてしまうわけでした。


 公園の遊具であります。
 最近は遊具も危険性やらいろいろと言われて撤去されたりしていますけれども,これもそのたぐいなんでありましょうか。
 見る限り壊れてもいないようだしそんなに危険とも思えないですけれども。同型の遊具でなにかあったりしたのかどうか。

 しかし「立入禁止」という表現はどうなのかと思ってしまうところであります。「使用禁止」とするべきではないのか。確かに,立ち入らなければ遊ぶことはできないでしょうけれども。
 でも足場であるオレンジ色の板は立入禁止範囲外みたいなので,チャレンジャーな子どもは器用に乗ってみせるかもしれない。

 あるいは,動物たちがタスキをかけているようにも見えるので,なんらかの労使交渉が決裂して労働拒否をしているのかもしれないんでした。しれなくないか。

 というわけで,今年も「わけわからんこと言ってるとストに突入するよ?」と思われるような物件をあげていきたい,そんな思いをこめて2019年最初の物件とさせていただくわけであります。

「日和山および五合目」は新潟市中央区・東堀通13あたり。
「キャンペーン」は新潟市中央区・東湊町通1ノ町あたり。
「影」は新潟市中央区・湊町通2ノ丁あたり。
「つまっ」は新潟市中央区・湊町通4ノ丁あたり。
「タスキ」は新潟市中央区・菅根町あたり。