小ネタ物件137


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 今回たまたま全部古町のカンバン系であるな。




 白山神社前の,割と知られたレストランであります。たまに大きなキリンの像が置かれていたりもするんでした。

 で,このカンバンであります。ひょいと見たときに「真ん中の手はなんであろうか」と思ったんでした。
 まぁ,店名と合わせればこれはキリンの絵なんだろうとわかるわけでありますけれども,店名が書かれていなかったら首をひねってしまうんではないかと思われるんでした。キリンだけに。(うまいこと言えてない)

 この写真を撮った日はキリン像もいなかったので,キリンストライキでも起きていたんでありましょうか。

 新潟市中央区。





 おそらくは居酒屋さんのカンバンであります。
 私は下戸なのでこのお店に入ったことはないわけでありますけれども,どんなお店なんでありましょうか。

 お店に入るといきなり両手をおさえられて「まずは一献!」とか言われながら口にじょうごを差し込まれて,一升瓶からお酒をドボドボと注ぎ込まれたりするのかもしれない。
 なんていう下戸からすると悪夢のような情景が浮かんでしまうんでした。(そんなことしません。たぶん)

 ちなみに,酒飲みは「上戸」と書きますけれども,器具のじょうごは「漏斗」と書くようであります。「ろうと」を「上戸」とひっかけて「じょうご」と言っているということなのか。
 酒飲みはホントに漏斗を口に差し込んで酒飲んだりするんでありましょうか。

 新潟市中央区。




 カンバンには「うラ問題」というのがあって(いま作った),ひらがなの「う」なのかカタカナの「ラ」なのかよくわからないということがあったりするんでした。

 日本人であればだいたい文脈や他の文字でわかるわけでありますけれども,外人さんは悩むんではないかなと思ったりするでありますね。

 物件はおそらく「らーめん」なんだろうなとは思いますけれども,麺の種類としては「うーめん」というのもあるので,お店で拉麺を食べようとしたら温麺が出てくるという可能性も捨てきれないんでした。
 あるいは両方用意しているからこそ,この字体を使っているのかもしれませんけれども。

 新潟市中央区。




 こちらは,宝石時計はイヤであると主張しているカンバンであります。それではいったい何をプレゼントすればよろしいのか。
 そんなものはいらんから愛をくれということなのか。でもイヤと拒絶するほどのものではないだろうから,くれるものはもらっておけばいいのに。宝石アレルギーとかあったりするのか。

 ということではもちろんなくて,裏側に少し見えてますけれどもこちらはダイヤさんという宝石時計のお店なんでした。
 なぜカンバンのこの位置が壊れるのか少しナゾではありますけれども。

 ちなみに,このダイヤさんというのは宝石を売ってるから店名をダイヤモンドからとったわけではなくて,大矢さんというお名前なんだそうであります。天職か。

 新潟市中央区。