ひとこと物件21


 物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。

 実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
 うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。

 連続のひとこと物件。まぁ,相変わらずあんまりひとことで終わってないけども。




 越前浜を複数で歩いた時に,道路をくぐる短いトンネルに書かれていたものであります。
「初代山本参上」
ということで,「誰だ,山本って」と,みんながざわついたラクガキなんでした。

 全国に存在する山本さんの始祖がここにいて,ラクガキしたのかもしれない。どのくらい昔だかわからないけれども。そのころからトンネルあったのかわからないけれども。

 あるいは,帰国子女の「ヤマモトハツヨ」さんが,漢字を書けるようになった記念に自分の名前を「初代山本」と記したのかもしれないんでした。しれなくないか。

 新潟市西蒲区。




 交差点に立てられているカンバンであります。

「自転車乗り 信号を守れ」
ということでありますけれども,添え書きとして
「自分が良くて 人のご迷惑」
とあるのが,なんだかオモシロかったわけでした。

「人の迷惑」でよさそうなのに「ご」をつけるあたり,書き手の育ちの良さを感じてしまう気がするわけでした。感じないか。

 新発田市。




 幼稚園のフェンスにつけられていたカンバンであります。
「ものを投げ入れないでください ふたばようちえん」
ということなんでした。

 ちょっと園児が書いた感じの文字になっているわけでありますけれども,もちろん園児が書くわけもないんでした。漢字使ってるし。
 でもそういう文字になってしまうというのは職業病なんでありましょうか。
 あるいは,ホントに園児が書いているのか。うちに通わせればこんなことができるようになりますというアピールだったりするんでありましょうか。しないか。

 新潟市中央区。




 通りかかった工場の鉄扉を見ると,チューリップが描かれているようなんでした。
 しかし,なんだか唐突であります。描かれている位置や数もなんだか半端だし。

 これは何かの暗号だったりするんでありましょうか。この扉を開けるためには暗号を解読しなければならないのかもしれない。
 ひょっとすると,これはチューリップではないのかもしれないでありますね。
「この扉をあけるためには,ミサイル3発を矢印の方向に発射しなければならない」
ということなのかもしれないんでした。しれなくないか。

 新潟市中央区。