ひとこと物件18


 物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。

 実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
 うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。

 ひとことと思いながら書き出すのだけどもなかなかひとことにならないのはサガなのか。




 さる大型スーパーのトイレ案内表示であります。
 この階には紳士化粧室があって,他の階に婦人用トイレがあるようなんでした。

 書き方が統一されておらず,婦人用はあえて「トイレ」と書かれているところを見ると,この階の紳士用はホントに化粧をするスペースなんでありましょうか。
 化粧室で正装した紳士たちが
「んもう。最近お化粧のノリが悪いわねぇ。…貴公,おキレイね。どちらのお化粧品をお使いかしら?」
などとキャッキャしていたりするのかもしれない。
 多様性の時代であるし。それもまたよしか。

 新潟市中央区。




 味噌と麹を扱っているお店の前だった気がするので,おそらくはそのままを書いているんだろうと思いますけれども。

 でもひょっとしたら,三曽浩二さんの持ち物なのかもしれないとムリヤリ思ったりもするわけでした。
 その人は三十路だろうかとか,ゴミ掃除が趣味だろうかとか,大きなお世話なことを考えたりするわけであります。ヒマなのか。

 新発田市。




 繁華街にありボーリング場もあった歓楽ビルが解体されることになって,そのカンバンであったピンが別のビルの入口に配置されたようなんでした。
 このビルにボーリング場が移転したわけでもないようでありますけれども。

 しかしこのたたずまいは,物陰で誰かを待ち伏せしているかのようであります。
 想いをしたためた手紙を後ろ手(あるのか?)に持ち,その人が通り過ぎる瞬間に前に出て顔(あるのか?)を真っ赤にして「これ,読んでくださいっ」と渡すつもりなのかもしれない。(別の人に渡してしまうことになる確率64%)

 まぁ,相手もピン(またはボール)ならいいですけれども,普通の人間だったらその人はどう対処するべきでありましょうか。
 多様性の時代だから,大丈夫か。

 新潟市中央区。




 よく読んでいないのでよくわかりませんけれども,どうやら少年少女の剣道野試合があって,それによって堀部安兵衛が決定されるようなんでした。
 なかなか気合の入ったポスターであります。

 ただ,そのとなりの「←ここは一方通行です」というハリガミをどうしても対で読んでしまうので,
「何が一方通行なんであろうか。もう勝つ人は決まっているということなのか?」
「会場への道は一方通行なのか?」
「優勝したら身も心も安兵衛になってしまって,それまでの普通の人生にはもう戻れないということなのか?」
などと考えてしまうんでした。しまわないか。

 新発田市。