小ネタ物件133
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
お待ちかね。2017年最初の小ネタであります。待ってないかもしれないけれども。
工事現場などでよく見られる単管バリケードというやつでありますけれども,ここは工事現場ではなく一般のお宅のようなんでした。
少し駐車しやすいスペースになっているので,駐車禁止の意味を込めて置かれているんでありましょうか。
最近の工事現場では動物やらキャラクターを描いたバリケードが多いですけれども,こちらのものはいたってシンプルであります。
シンプルでありますけれども,重さが足りずに動いてしまうのか,おもしが下げられているんでした。
そしてそれはコンクリートブロックであって,ひとつの大きさだと重過ぎるのか,半分に切って使われているんでした。
これは半分の大きさで売られているのかどうか。自分で切ったとしたら相当な手練れであるような気もするところであります。
ヘタに駐車などしようものなら,気づくと車体が半分に切断されてしまっているかもしれないんでした。
半分にされないまでも,駐車しようとするとこのブロックで車体をゴリゴリこすってしまいそうであります。
新潟市東区。
こちらは,そばやうどんのお店のようであります。いやカンバンに落ち度というものはまったくないわけでありますけれども。
カレーうどんは具材としてカレーが入っていて,たらいうどんは器がたらいなのであろうし,孫四郎そばは孫四郎さんが作ったとか創業したとかではないかと思われるわけで,ネーミングルールというのが統一されていないと外人さんにはいらぬ心配をされてしまうんではないかと危惧してしまうわけでした。
つまりは,カレーが入っているカレーうどんはいいけれども,たらいうどんには具材として金だらいみたいなものが入っていて,食べにくいんではないかと思われてしまうかもしれない。
そして,孫四郎そばには,具材として孫四郎さんが…。
新潟市中央区。
こちらは踏切の「一旦停止」カンバンであります。とめてある針金からサビが出て,縦にスジがついてしまっているんでした。
それで,これを遠目から最初に見たときに「十旦停止」と読んでしまい「これはその場で十回停止しないといけないんだろうか」と思ってしまったわけでした。
ピタピタピタピタピタピタピタピタピタピタとその場で十回,ひとりだるまさんが転んだ状態をやらないといけないのではないかと,妄想したわけであります。
しかし近づいてみたらそれほど明確な「十」ではなくて少しガッカリしたわけでありますけれども,スジが「一旦」をまとめて貫いているので「車停止」にも見えるなと思い,ちょっとうれしくなったわけでした。
新潟市東区。
こちらはパチンコ屋さんの駐車場に掲げられたカンバンであります。
「お客様各位 お客様以外の駐車はご遠慮願います。」
とのことなんでした。
しかし,お客様としては「いやそれは我々でなくお客様以外の人に言ってくれ」と思うんではないかと,思ってしまうわけでした。
もしかすると本文は一番下の「当駐車場敷地内における事故・盗難等〜」なのかもしれないですけれども,そうは思われなくても仕方ない書き方であります。
「お客様以外各位」と書かれていてもそれはそれでネタにしてしまうかもしれないですけれども。
新潟市東区。