ひとこと物件12


 物件について書かんでもいいことをぐだぐだと書いているというのが当サイトの特徴のひとつでありますけれども,たまにひとことで終わらせるのもよいかなと,いう感じのものが「ひとこと物件」であります。

 実際はFacebookなどに載せた写真の再掲が多くなりますけれども。あちらとこちらでは見られる層が違うような気がするので,こちらでも有効活用しようかということなんでした。
 うちの物件を好んでくれる(うだうだと余計なことばかり妄想しているのが好きな)人には物足りないかもしれないけれども。

 今回はたてカンバン系を。私の歩きの原点に近いところかなと。相変わらずひとことになってないですが。



「あぶないじゃないか。なぜ,乗ったこともない自転車に乗ろうと思ったんだ?」
「最近ついてないので,占い師にみてもらったんだ。そうしたら『自転車に乗って』と占いが…」
というような出来事があったのかどうかは不明であります。

 新潟市東区。






 微妙な限定が気になるところであります。
 抜け道がいくらでもありそうな感じでありますけれども,実は人間の行動というのは「ボール遊び」と「散歩」で全ての動きが網羅されてしまうのかもしれないんでした。

 新潟市中央区。




 なんとなく読み流してしまうところではありますけれども,この文章に「あの人この人」は必要であろうかと,思ってしまうんでした。

「あの人この人」はあきかんを捨てないいい人だから見習いましょう,という意味合いにとれなくはないですけれども,次の「あの道この道」と対になっていることを考えると,「あきかんすてない」は単独の決意表明であって,それに付随して「あの人この人」と「あの道この道」を「きれいにしましょう」と言っているのではないかと思われるんでした。

「道」は文字通りきれいに掃除するということでしょうけれども,「人」をきれいにするというのは「かたづけてしまう」ということであって,必殺仕事人的な人への指令なのではないかという考えすぎをしてしまうところなんでした。

 聖篭町。




 まぁ,この道路は急なカーブがあって見通しが悪いので歩行者に気をつけましょう,ということなのかなと思うわけでありますけれども。

 しかし文字として「急カーブ」と「歩行者」が一体となっているので,「この辺にはすごい勢いで急カーブしてくるアラレちゃんのような『急カーブ歩行者』がいるので気をつけましょう」ということかもしれないなと,思ってしまったりもするんでした。アラレちゃんにぶつかったら車壊れるし。

 新潟市秋葉区。






 角度としての1度というのは,分度器の目盛りなんかを見ても非常に小さな角度であるように感じるんでした。
 しかし,わずかであっても角度があるのとないのとではまったく違うわけであります。

 タンジェントの1度というのは,およそ0.01746くらいのようであります。つまりは,上向きに1度の角度をつけて進んだ場合,100メートル進むと1.7メートルほど上に上がっているということなんでした。
 そのままさらに進めば,もっと上に行くことができるわけでありますね。

 何も垂直に飛び上がることはない。徐々に徐々に上がっていこうとする精神。それが空を飛ぶということなのだと,このカンバンは教えてくれているんでした。
 違ったかもしれませんけれども。

 新潟市秋葉区。