小ネタ物件131


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 最近更新少ないし小ネタとかひとこととかばっかりじゃん。とお思いの方も多いかと思いますけれども,その通りであります。
 まぁ始めた当初の形に戻っていると言えなくもないわけでありますけれども,最初からお付き合いいただいている方というのもそうはいないだろうなぁ。




 遊歩道わきだったかの,草木が植わっているようなところに掲げられていたハリガミであります。
「この所に赤玉土等を捨てないで下さい」
とのことなんでした。

 私は園芸に詳しくないので赤玉土を捨てられるとどういう影響があるのかわかりませんけれども,草花の生育に影響するのか美観の問題なのか。

 それよりも,なぜここに捨てるのかというのもよくわからないところではあります。
 捨てている方としては,よかれと思ってしていたりするのかどうか。「うむ。ここになら赤玉土がふさわしい」という園芸玄人のしわざだったりするのか。

 あるいはこれはハリガミ主の作戦であって「押すなよ押すなよ。絶対に押すなよ」的なものだったりするんでありましょうか。
 ハリガミ主は赤玉土が捨てられているのを見て「もぅ〜。捨てるなって言ってるのになぁ〜」などとつぶやきつつニヤニヤしていたりするのかもしれないでありますね。

 新潟市中央区。





 三,四丁目町内の略図であります。
 略図という割にはビッシリと書き込まれ,道路や敷地の形なども忠実に描かれているようなんでした。

 最近は防犯とかプライバシー云々とかで個人宅の情報なんかは載せないものが多いし,表札も掲げないような家もあったりしますけれども,こちらの町内では筒抜けでありますね。

 しかしこれが「略図」であるということは,もっと詳しい「本地図」があったりもするんでありましょうか。
「本地図」には間取りに至るまで詳しく描かれていて「風呂場の窓にはいつもカギがかけられておらず,人が入るのも容易である」などという情報や,さらには「この家の嫁と姑は表向きたいへん仲が良く見えるが,それぞれの日記には互いの悪口が毎日書き連ねられている」とかいう家庭情報まで書かれているのかもしれないんでした。

 新潟市東区。




 さるお宅の玄関前であります。
 引き戸に至るまでには2段の階段があるわけでありますけれども,さらにその段差を補うようにブロックが置かれているんでした。

 もともとの階段もそれほどの段差ではないような気もしますけれども,それが苦になるようになってしまったんでありましょうか。
 ブロックに並んで小さなベンチのようなものも置かれていますけれども,一気に上るのが疲れるので2段上がったところで座って休憩をする…というわけでもないのだろうな。

 郵便受けも,以前は上の方にあったものを下におろしているようであります。
 ベンチの下のスペースに灯油ポンプを収納していたり,様々な工夫をしながら生活されているようでありますね。

 家を建てた当初はこんな階段は一歩で飛び上がり,上にある郵便受けを開けると同時に引き戸をあけて帰宅していたのかもしれないですけれども,今はなかなかタイヘンそうであります。

 私などもまだあちこちを歩き回ったりできてますけれども,そのうちそういうことが難しくなってくるのだろうなぁなどと思ってしまったりするわけでした。
(あくまでも私が妄想しているだけであり,このお宅の状況はまったく違うものかもしれません。単にブロックが好きな人の家だったり,風水で赤いものを下に置くのがいいというお宅だったり)

 新潟市中央区。




 カイロプラクティックのお店のようであります。お店という言い方はヘンか。
 人の頭から首あたりを透視したような図が掲げられているわけでありますけれども,私はこれを見たときに「宇宙人…」と思ってしまったんでした。

 人の頭に寄生するというか置き換わってしまっているような宇宙人。
 形からすると,ウルトラセブンのビラ星人的な。(わからない人は検索を。しなくてもいいけど)

 しかしまぁ,現代の人間などというのは何かに支配されていないと生きていけないものかもしれないので,宇宙人がアタマにいたり実はアタマの中身がカブトガニだったりしてもたいした変わりはないのかもしれないんでした。変わりあるか。

 胎内市。(新潟県外の方へ。新潟県には胎内市というのがあるんです。物件とかけたわけではなく)