境目物件

境目物件


「楽らく堂指圧館」さんの電柱カンバンであります。あいかわらず写真および加工がヘタで申し訳ないわけですけれども,ポイントは上の方でありますね。楽らく堂さんは「指圧教室アリ」で「東洋医療」で「数千年の歴史」なのでした。

 いやまあ,「東洋医療」と「数千年の歴史」は指圧のことを言ってるんであって,楽らく堂さんの歴史が数千年あるわけじゃないんだろうけれども,それにしても「数千年」というのは幅がありすぎるんじゃないかと思ってしまうわけなんでした。千年前も九千年前もいっしょくたでは,いかがなものかと。
 中国は四千年の歴史だそうだけれども,指圧の始まりをそれと同じにしていいかどうか悩んだということか。だとしたら律義なことではあるな。その反面,非常にあいまいだけど。

 関係ないけれども,私は子どもの頃から天体に興味があって,その関係の本や図鑑を好んで読んでいたのでした。そこにはだいたい「地球が生まれてから45億年で…」と書かれていたんですね。だからそう信じていたんだけれども,最近テレビなんかみてると「地球の46億年の歴史の中で…」とか言っているんでした。
 その1億年の境目はいつ来たんだろう。この30年ほどの間に来たのか?
 しかし,その1億年の境目に比べれば,20世紀が21世紀になるなんてのは目じゃないような気がする。ちなみに,この文章を書いているのは2000年の12月はじめであります。

 それにしても,指圧,いっぺんやってもらいたいもんだなぁ。でもこんなこと書いてると秘孔を突かれてしまうかもしれないなぁ。

 稲荷町。入船保育園わき。