燃える物件
燃える物件
例によって,ゴミ捨て場であります。土曜日の午前中,燃えるゴミの日。まだ収集車は来ておらず,燃えるゴミがてんこもりになっているのでした。それをいいことに,ゴミのソファーでうたた寝するねこ一匹。
なんかちょっと気持ちよさそうな気もするけれども,ゴミだしなぁ。でも,食べ物に埋もれて寝ているわけだから,動物にとっては夢のような生活と言えなくもない。その夢の生活も,収集車が来るまでのつかの間のことなんだろうけれども。
寝てる間に収集車が来て,そのままゴミと一緒に放り込まれちゃわなければいいんだけど。そこまでノロマな猫はいないか。でもあるいはこのゴミ捨て場は猫の墓場で,自らの死期を悟った日本中のノラ猫が,火葬してもらうためにここに集まってくるのかもしれないのでした。
こちらは焼き鳥屋さんでありますね。その名も「火の鳥」。ベタなネーミングといえばベタなんだけど,想像すると笑ってしまうわけなんでした。なんせ火の鳥は死なないわけだし。いや死んで火の中から蘇るんだったか。
どちらにせよ,焼いてる最中も火の鳥がギャーギャー鳴いたり暴れたりするわけでありますね。あるいは,客が食べると胃の中で蘇って暴れるのか。それも鬱陶しい。
まあ,材料に火の鳥を使ってるわけじゃあないんだろうけれども。メニューに「火の鳥」ってのがあるのかな。焼き鳥が,まだ燃えてるやつ。早く食べないと炭になっちゃうのね。
ここもそのうち行かねばならんか。
上は五十嵐三の町。
下は幸西2,西跨線橋おりたところ。