拒絶物件
駐車場にブロックが固定されている場合,それは車が壁に衝突しないように,車止めとして奥の方に置かれていることが多いわけであります。
しかし,こちらの駐車場では入り口に固定されていて,車が入ってくるのを拒絶しているようなんでした。これはもう駐車場というよりも,駐車させない場とでもいうような場所になっているわけでした。
駐車させたくないのであればもっとバリケード的な柵をつけたりして閉鎖してしまえばあきらめもつくというものでありますけれども,これだけだと「ひょっとしたら駐車できるんではないか」と期待を抱かせてしまうイジワルさを感じてしまうところであります。
慣れると意外と駐車できたりして,その技術自体が正規駐車場ユーザーかどうかを見分けるポイントになっていたりするのかもしれませんが。違うか。
あるいは,このブロックはコンクリ製にしか見えないけれども実際はスポンジだったりするのか。
それとももっとハイテクで,正規ユーザーの車が近づくと固定されているように見えるブロックがズリズリと後退したりするんでありましょうか。
そして,発車するときにはカタパルトのようにブロックが急速前進して,車が勢いよくポーンと出て行けたりするのか。しないか。
もしそうであれば,発車シーンを見てみたいものであります。アブナそうだけど。
こちらは,狭い小路に面した壁の,この部分だけ守っている柵であります。
広い壁面のこの部分のみ「他はかまわないけれども,ここだけは!」と,触れることをかたくなに拒絶しているようなんでした。
そう言われると(言ってない)逆に気になってしまうところでありますね。このうしろの壁にはいったい何があるのか。
ゲームなら,壁を壊すと次のエリアへ行く階段があったりキーアイテムが隠されていそうであります。でもこの柵を排除するアイテムがないので,それを探しに街を探索しないといけないのかもしれない。
ただ,開け方を間違えるとワナが発動して,近所にある巨像に踏み潰されてしまうかもしれないんでした。
でもまぁ,単に靴を洗って干すためだけのものだったりするのかもしれませんが。しないか。
近所の巨像
「拒絶駐車場」は柏崎市・中央町あたり。
「拒絶柵」は新潟市中央区・西堀通4あたり。