小ネタ物件128
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
今回ぜんぶ西蒲区・旧巻町の物件。巻物件でもよかったか? 昔そんな物件もあったような気もするけど。なかったか。
なにやら色んな像がたくさん並ぶお宅の前であります。商売としてやっているお店なのか趣味として集めたり作ったりしているのかわかりませんけれども,ちょっとフシギな感じのする場所になっているんでした。
この面に置かれているのは,手前に二宮金次郎,奥には七福神のようであります。どちらも像としては定番でありますけれども,こう並んでしまうと金次郎さんがとても寂しそうに映ってしまうんでした。
男女七人で盛り上がる隣の様子を聞きながら「ボ,ボクの友だちは本だけサ」とつぶやいているかのようであります。
でも,心の片隅では「キミもこっち来ない?」と寿老人あたりが声をかけてこないかと期待しているのかもしれないんでした。
しかし寿老人が声をかけてきたとしても「いやー。ワシ,あっちじゃあんまり話にまじれなくてさぁ。キミとなら話あいそうな気がするんだよねー」とか言われて,寿老人とふたりでお茶のみ話をするハメになるのかもしれないですけれども。ホントは弁天様と話をしたいのに。アワレな金次郎クン。
新潟市西蒲区。
七福神のいる先は川になっていて橋がかかっているんでした。
「橋の上からのぞかない」
とのPTAからのお達しであります。
そんなに,のぞきたくなるようなものがあるんでありましょうか。
地形好きの人間なら橋の上から川の様子をのぞいたりするのはよくあることでありますけれども,この辺の小学生はみんなそうだったりするのかどうか。
あるいは,この近所にとてもせくしーなおねえさんが住んでいて,橋の上からたまに着替えシーンなどが見えたりするので,ませた小学生がのぞいたりするのかもしれないでありますね。しれなくないか。
新潟市西蒲区。
こちらは墓地であります。
お寺と川の堤防の間に位置していて,高低差があるためにモノが投げ入れられたりことがあったりするのかもしれないんでした。
まぁ懲役やら罰金以前にバチがあたりそうな気もするところでありますけれども,そういうのを気にしない人も多いんでありましょうか。
あるいはもっとタイヘンな話で,悪漢ボスに「人も死んじまえば生ゴミと変わらんからのぅ。その辺に捨てて来いやぁ」と言われた手下が,せめてお墓にと遺体を投棄していったりすることがあったりするのかもしれないんでした。しれなくないか。
新潟市西蒲区。
こちらは「ござや畳店」さんのようであります。
門外漢なのでよくわかりませんけれども「ござ」と「畳」というのはよく似ているので,どちらも畳屋さんで売ってておかしくないのだろうなぁと思われるところではあります。
ござは畳屋さんでなくてもその辺で売ってそうでありますけれども,畳は畳屋さんでないと買えないのかな,などとも。
ござの上位レベルが畳なのかなぁ,などと素人考えでは思ってしまうわけでした。畳屋さんにござを買いに行くと「バカヤロウ!うちは畳屋だ!」なんて追い返されたり。しないか。
実際はどうなのか。ござと畳というのはまったく別物だったりするのか。
そうしてみると,こちらの「ござや畳店」さんはどういう由来の店名であるのかと思ってしまうところなんでした。
昔からござだけを扱っているお店で「ござや」が屋号になったのだけど,その後レベルアップして畳も扱えるようになったのか。
あるいは,ござも畳も扱っているということを強調して「ござ」や「畳」のお店だということだったりするのか。違うか。
どちらにせよ,こちらではござも畳もどちらでも買えそうなので安心であります。
新潟市西蒲区。