防衛物件
さる駐車場であります。
車止めとして延べ棒的なブロックが置かれているのはよく見るところでありますけれども,こちらではそれだけでは不十分とばかりにミニブロック塀が設けられているんでした。
見た感じでは,お隣のブロック塀と車止めの間は十分な距離があるような気がするところでありますけれども,やはり以前何か問題が発生して設置することになったんでありましょうか。
車種によってはお尻の長いものもあるので,そういう車がドーンといってしまったのかどうか。
しかし,これによってお隣への被害は軽減されそうでありますけれども,逆に車の所有者には危険が増したような気もするところではあります。
お隣のブロックがひとつだけ低くなっているのは,お隣さんがここから駐車場の様子を監視したりするんでありましょうか。執念恐るべしであります。
見ようによっては,ゲームっぽい感じもするところでありますね。
特殊な駒を使うチェス・将棋的なやつとか。
あるいは,インベーダーゲーム的な。ブロックのスキマから車を撃つとか。
はたまた,文字通りブロック崩しだったりするのか。車止めブロックは破壊できないけれども,うまくこのスキマにボールを入れることができればガラガラとブロックが崩れていきそうであります。
こちらは,ゴミ置場に掲げられた告示であります。
どうやら「防カメ」が作動しているらしいんでした。
防カメはおそらく防犯カメラであるような気がするところでありますけれども,ホントにそうなのか。
念願の防水カメラを買ったので,それを作動しましたという単なる自慢だったりするかもしれない。しれなくないか。
それとも,ルール違反を見つけると攻撃するようにしつけられたカメがいたりするのか。カミツキガメとか,怖そうなやつが。
あるいはスッポンなんかをひそませておいて,違反者が逃げても噛み付いて離れず,動かぬ証拠にしたりするのか。
ガメラとか出てきたらそれはもう太刀打ちできないけれども,エサ代が大変そうであります。
いやこれは「カメ(亀)」ではなくて「力(ちから)〆(しめ)」だったりするのかもしれない。
黒いスーツにサングラスをかけた屈強な男が出てきて,チカラでシメあげられたりするのか。それも非常に怖いかもしれない。
ルールは守りましょう。
「防ブロック」は新潟市西区・小針南台あたり。
「防カメ」は新発田市・大手町1あたり。