捻転物件
さるお宅の,何の管だかわかりませんけれどもとにかく配管であります。
壁面に無造作に空けられた穴から出てにゅるんと一回転して,何事もなかったかのように下へまっすぐに降り,向こう側へ消えていくんでした。
どうもこのにゅるんの一回転が,シロート目にはムダに見えてしまうわけでありますけれども,必要があってこうなっているんでありましょうか。
プロが見れば「ああ。これは××が○○だから□□が△△しないようににゅるんとなってるだよ。常識でしょ?」となるのかもしれませんが。
しかしやはりシロートからするとフシギな形であります。
ただくるりと一回転しているんではなくて,3D的というかひねりが加えられていることによって,フシギ感が増すんでありましょうか。
体操競技なんか見ていても,ひねりが加わった回転になると「何やってるんだかよくわからんけどスゴイ」と感じてしまうように。わからんのは私だけか。
このとぐろを巻いたような感じは,あたかも家が管をひりだしているようにも見えるところであります。
こういったパイプというのは,特定の家の排泄物だったりするんでありましょうか。あるいはこうやって生産しているものだったりするんでありましょうか。
しないか。
「とぐろ」は新潟市中央区・明石2あたり。