戻り物件
さるお宅の壁にのびる配管であります。
Uターンどころか,まさしくヘアピンのごとく戻っていくさまが,なんだかオモシロいなぁと,思ってしまったわけでした。
例によって私は配管のことはまったく知らないので,これはごく普通の様子なのかもしれないですけれども。でも知らないがゆえに,妄想の余地もあるというものであります。
これは途中屋内へ向けて分岐しているんでありましょうか。ただ分岐するだけなら,上下2本になる必要もないような気もするけれども。給排それぞれになっているとかなのか。
それとも,屋外へ迂回することによって中のものを冷却しているとかいうことなのか。あんまり冷却できるような感じでもないけれども。
あるいはこれは配管ではなくて,家に住む老人の手すりだったりするのか。
徘徊の始まったご老人がこの手すりを伝って外へ出ようとすると,家の敷地を出る前にUターンして戻ってきてしまうという優れもの。優れてないか。
はたまた,これは最初のイメージ通り,ヘアピンなのか。
この家に住む50メートル級の巨人のお嬢さんが,毎日これで髪をとめてお出かけしたりするのか。しないか。というより,いないか。巨人のお嬢さん。
ことほどさように,モノを知らないといろいろテキトーなことを考えられるわけであります。
うらやましくないか。知ってた方が楽しいことも多いし。
「ヘアピン」は新潟市中央区…どこだっけ。東堀とか本町とか上大川前とかの2か3あたり。(なんてテキトーな)