前橋物件



 先日(H26.07.12),群馬県は前橋市を歩いてきたんでした。
 ここしばらく東京スリバチ学会絡みのイベントに出ることが多いのだけど,そのひとつ。
「ご近所」ではありませんけれども,隣の県であります。グンマー。
 そして,特に前橋だからという物件ではありませんけれども,あしからず。

 そんなわけで,上の物件。「青果 やすい屋」さんであります。
 あまりにストレートな…とも思いますけれども,店主が安井さんとかである可能性も大きいわけで,安直な名前であると断じてしまうわけにもいかないんでした。

 もし安井さんのお店であるなら,もうお店をやるに最適なお名前でありますね。世の中には高井さんのお店もあるだろうし,板井さんの歯医者もあったりするわけであろうし。

 さらには青果を扱うということで,「やさい」が「やすい」,そして店主が「やさすぃ」というサブリミナルをも狙えるかもしれないので,安井さんにとっては天職であるようなんでした。そうでもないか。


 こちらは工事現場でありますけれども,現場を囲うシートと,それをおさえる用途なのか赤いロープ状のものが張られているんでした。詳しいところはわかりませんけれども。

 そのロープのあとが上のほうに反転したように黒くついていて,ロープが暴れたかのように見えるんでした。
 よほどの風が吹いたりしたのか。あるいはホントにロープ自体が暴れたのか。はたまた,工事現場に偽装しているけれども内部では大きな妖魔の類が夜の間暴れていて,赤いロープは結界だったりするのか。

 汚れたから,気分を変えてシートの上下を変えただけかもしれませんが。ちがうか。


 こちらは,堀というか川というか,水路にかけられた橋…のようなものであります。
 ただ向う側は塀になっているので,抜けられない無用橋のようになってしまっているんでした。

 以前は抜けられたのかどうかわかりませんけれども,現在は落ち葉をためておくようなところになっているようなんでした。
 あるいは,もともとそのためのもので,川面に落ちる木の葉を回収するために設置されている足場なんでありましょうか。
 それならこんなに傾いている必要もなさそうではありますけれども。


 こちらは,さるお宅というかお店でありましょうか,その入口と思われるようなドアと階段でありますけれども,このズレ具合はどうなんであろうかと。思ってしまうわけでした。

 ドアに対して斜めになっている階段は,まっすぐ上っていくと壁に激突しそうであります。
 そして,ドアから出てくる人は,踏み外して転げ落ちてしまいそうであります。
 なれた人ならば,階段の一番上でキュッと体の向きを変えてドアを開けて入っていくかもしれませんけれども。
 出るときは,ドアを開けたところでキュッと体の向きを変えて階段に足をのばしそうですけれども。

 もともとは階段の先に入口があったんではないかという気がするところでありますけれども,なぜ入口の位置が変わったのか,変わったのになぜ階段はそのままなのかと,いろいろと気になってしまうところなんでした。

 あるいは,これは防犯装置なんでありましょうか。忍び込んだドロボーは,出るときに階段を踏み外し,下にある石のかたまりで顔面をしこたま打ちつけることになるのかもしれないでありますね。

 今回の物件はすべて前橋市。