小ネタ物件118
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
通常4枚ひと組でやっている小ネタ物件でありますけれども,消費税も上がったので内容量を少し減らしてお送りします。なんという便乗であるか。なんにも消費してないし。
直江津で見かけたカンバンであります。
目の端に入っただけで何を訴えているカンバンなのかは理解できてしまうものなんでした。
「町をきれいにしましょう」と言っているわけでありますね。
ただヒネクレた見方をすると,「町をきれいに」しては「×いけません」と言っているようにも見えてしまうんでした。
「ゴミは持ち帰りましょう」「空き缶はリサイクルへ…」「ペットの糞は飼い主が始末」なんて,とんでもないと。
何が「×いけません」なのかが明確じゃないんでありますね。いけないことはイラストで描かれているだけで,文字になっていないんでした。
あるいは「ここから先は行けません!」と通行止めを宣言しているような気もするところであります。
確かに,この先は川になっていて行けないんですけれども。
上越市。
こちらも直江津で見かけた,あのカンバンのシリーズであります。
このセリフも他の場所で見たことはあるんでしょうけれども,なんだかこのとき撮ってしまったんでした。
「あなたの造り主に会う備えをなせ せいしょ」
ということで,造り主というのは神様のことなのかもしれませんけれども,宗教とは無関係の一般的なことを考えるならば,自分の「造り主」というのは親のことではあるまいかと思ってしまうわけでした。
「親にはだいたい毎日会ってるからなぁ」と,健在で同居している私の場合は思ってしまうわけでありますけれども,家庭環境によってはいろいろあるのかもしれないでありますね。
健在でなければ,あの世へ行く備えをすることになるのかもしれないし。
健在であっても,遠くにいたりすればそれなりの心の備えは必要になるかもしれない。
マルコが三千里旅をした末に親に会うというような場面であれば,ことさらであります。
このカンバンを撮った直江津は「安寿と厨子王」が母親と引き裂かれてしまう場所でもあるので,こんなカンバンがあるのかもしれないでありますね。
違うか。
上越市。
いや特に何がどうということもないんでありますけれども,「しっくいボーイ」というのが「しつこいボーイ」に見えたという,それだけなんでした。
こんなボーイにしつこくされたらイヤだなぁと,ちょっと思ったわけでした。
本人にはしつこい自覚なさそうな表情でありますけれども。自覚なしにしつこいというのはやっかいであります。
いや別に「しっくいボーイ」はしつこいわけじゃないでしょうけれども。
しかし「しっくい」というの絵でを表現しようとすると難しそうでありますね。麻雀のパイか黒板消しに見えるし。
仲間には「しっくいガール」とか「しっくいパパ・ママ」とか「しっくいおじさん」とか「しっくい先生」とかいたりするんでありましょうか。
全員がしつこかったらイヤだなぁ。
新潟市東区。