柏崎物件
今回はちょっと前に柏崎を歩いたときの物件。相変わらず「柏崎だから」という物件ではないですけれども。
柏崎の駅近くの公園に,大きな日時計のようなモニュメントだかオブジェだかがあるんでした。
なにかしら立派な由来だか製作意図だかも書かれていたと思いますけれども,忘れてしまったわけであります。
それであとから写真だけ見ると「この人は何をやっているのだろうなぁ」と思ってしまうんでした。
がんばって日時計の針(とはいわんのか?)を支えているように見えますけれども,この人がいなくても針は自立できるんではあるまいか。
むしろ,微妙に影がはみだすことによって,時間の読み取りに支障があるんではあるまいか。などと思ってしまうわけであります。
この体の角度だと,力をこめているというよりガッツポーズをしているようでもあります。
全裸であることも考えると,公園でストリーキング(古いか?)をしていたところ「おまわりさん,あの人です」と通報されて追いかけられ,なんとか身を隠す場所を見つけてもぐりこんで「よおぉっーし!逃げ切った!」と言っているところの像なんでありましょうか。
※違います。立派な理由があるけれども私が忘れてしまっているだけです。
こちらは,ゴミ集積所に書かれていた分類カンバンであります。
ダンボールの隣には「でん(茶色)」を置くことになっているようなんでした。
「でん」とは何でありましょうか。「おでん」のことでありましょうか。もう捨てるものをていねいに言うこともないということで「お」をとって「でん」ということにしているのか。
などというバカなことはさすがに私でも考えないわけで(考えてるけど),これはもちろん「びん」の文字が半分かけているわけでした。
でもこのままだと,茶色のおでんを捨てる人が現れるかもしれないでありますね。がんもどきとか。ちくわとか。煮込んだ大根とか。
そして,奥にある「びん(透明)」もいつしか「でん(透明)」になってしまって,こんにゃくとかを捨てる人が現れるかもしれないんでした。しれなくないか。
(…こんにゃくもさすがに透明ではないか…?)
こちらはごく普通のカーブミラーでありますけれども,「防犯ベル携帯中 比角小PTA 柏崎警察署」と書いたカンバンをさげているんでした。
いやまぁ,これは「比角小学校の生徒はみんな防犯ベルを常備しているから,子どもたちを襲ったりするなよ!」と,比角小PTAと柏崎警察署が犯人予備軍のみなさんに対して警告しているんだとは思いますけれども。
ただ,純粋にこの表示を読んだ場合には,カーブミラーそのものが防犯ベルを持っているんであろうかと思ってしまいそうであります。
このミラーは稀代の逸品であって,カーブミラーフェチの人が「げへへへ。こ,このオレンジ色が…。この鏡の曲率が…。た,たまらねぇ…。ハァハァ」とすり寄ってきたりするので,ミラーに防犯ベルを持たさざるを得ないのかもしれないんでした。しれなくないか。
それとも,防犯ベルを持っているのは生徒ではなくて「比角小PTA」と「柏崎警察署」の人たちであって,持ってるのをただ自慢したいだけだったり…しないか。
あるいは,この近くに「防犯ベル携帯」という名前の中学校があって,「この建物は防犯ベル携帯中の校舎です」と言っているんでありましょうか。
どんな名前の中学か。
「ガッツ」は柏崎市・錦町あたり。
「でん」は柏崎市・錦町あたり。
「携帯中」は柏崎市・四谷1あたり。