エンジン物件
私は植物の知識というのはまるでないんでありますけれども,最近はプランツウォークという植物を見て歩くというイベントもあったりして,路傍の草花やベランダ園芸なんかも一部興味の対象になったりすることもあるわけであります。
そんな折,先日歩いていたら上の写真のような状況に出会ったわけでした。
よくある「歩道の花壇エリア」でありますけれども,「エンジン」と書いた立て札が花を咲かせた樹木の脇に立てられていたんでした。
もちろん私はこの花というか樹木の名前は知らないわけで
「この木は『エンジン』という名前なんであろうか。変わった名前ではあるけれども,植物にはいろんな名前があるし『円陣』と『煙塵』かそんなところから名前がついていたりするのかもしれんなぁ」
などと思ったわけであります。
が,近寄ってみたら消えかかった文字で薄く「エンジン」の両脇に
「停車中は をとめてください」
と書いてあったんでした。
「エンジン」の文字だけが残ったんでありますね。
プランツウォークで「あ。この花知ってる。エンジンっていうんだよ」とか言わないで心底よかった。
と思ったわけでした。
オマケ。
こちらはごく普通の駐車場でありますけれども,どうやら番号にローマ数字(T,U)を使っているようなんでした。
飾りっ気なしに,棒1本2本で表しているようであります。
まぁそれだけなんでありますけれども,この「U」というのがオーディオ機器の操作パネルなんかにある「一時停止」のマークに似ているなと思ったわけでした。
この「U」を借りている人は,駐車場を出入りする際にキッチリと一時停止をして安全確認をしているかもしれないでありますね。
「T」を借りている人はどうなのかはわかりませんけれども。
もひとつオマケ。
萬代橋わきにある駐車場のカンバンであります。
確かにここに階段があって,階段を下りれば駐車場があるんですけれども。私も使ったことありますけれども。
ただ,車相手に「階段おりて」はどうなんであろうかと,思ってしまうわけでした。
車に対して「だいたいこの辺に駐車場がありますよ」と伝えたり,歩行者相手に「この階段を使うと近道です」と伝えたりしているのかもしれませんけれども,でもやはり。
車で通りかかってこのカンバンを見た人が「お。ここか」と言って車を降りて,ひょいと小脇に車をかかえて階段を下りていくのを想像してしまうわけでした。想像しないか。
「エンジン」は新潟市中央区・西湊町通2ノ町あたり。
「一時停止」は新潟市中央区・日の出3あたり。
「階段を」は新潟市中央区・万代2あたり。