お犬物件
こちらは駐車場であります。いや,あらためて写真を見てたらちょっと自信がなくなってきましたけれども,とりあえず駐車場のようなんでした。
まぁそれはともかく,こちらではとにかく「犬禁止」のようであるんでした。
おそらくは「この敷地に犬を入れるな」特に「犬の大小便禁止」ということであろうと思いますけれども,そんな限定的なことではなく,あらゆる「犬」を禁止しているのかもしれないでありますね。
ここで犬のマネをして「ワン」とでも言おうものなら,土地主が即座に飛んで来て殴られたりするのかもしれない。
公務員がこの辺でなにか調査をしていると「貴様,政府の犬かっ」と拘束されてスマキにされてしまうかもしれないんでした。
いやそんなことはしないでしょうけれども。
ただこの「犬禁止」というのはちょっとカワイイなと思っただけなんでした。
こちらは市場のようなところの入口であります。ちょっと角度がなくて見にくいですけれども,路面に「犬の入場禁止」と書かれているんでした。この他にも数箇所。
まぁ市場だし,犬連れて入られても困るんだろうなぁ,と思いましたけれども,わざわざこんなところに書かなくてもカンバンでも立てておけばいいんではないのかなぁ,とも思ったんでした。
カンバンつくるのと,どちらが簡単あるいは安くつくのか。
あるいは,路面に書くというのは飼い主よりも犬に読ませているんでありましょうか。
この辺の犬は賢くて,表示を見て「ご主人。いかん。ここは入ってはいかんのだ」とリードを引っ張ったり…しないか。
こちらは電柱わきに置かれたちょっと大き目のカンバンであります。
「犬のトイレではありません 『モラル』がない!! 自治会」
とのことなんでした。
言っていることは十分伝わるわけでありますけれども,ちょっと共感力の弱いカンバンのような気がするんでありますね。少し反発したくなるというか。
それは,直接的な表現をしていないからでありましょうか。「○○をするな」とか「××禁止」と言わずに「トイレではありません」「モラルがない」と遠回りの表現をされると,なんだかちょっとこちらを見ずにあさっての方を向いてイヤミ言われてるような感じなんでした。
逆に感じる人もいるかもしれませんけれども。
でも,カンバン主はよほど困ったんでありましょうか。上のほうには以前のハリガミのあとも見えるので,このカンバンの前にもハリガミで訴えていたのかもしれないでありますね。
それで効き目がないので,業を煮やしてカンバンを立てることにしたんでありましょうか。この表現も,よほど腹が立ったからなのかもしれないんでした。
電柱にハリガミ貼ったりカンバン立てたりすることが『モラル』ある行為なのかどうかはよくわかりませけれども。
オマケ。これは犬関係ではないですけれども。
こちらは,さるお宅の駐車場であります。それはもうキレイにペットボトルがずらりと並べてあるんでした。
猫よけということなんでしょうけれども,几帳面にピッシリと同じ銘柄のボトルが並べてあるのがスゴいなぁと,思ったんでした。
そして,よく飲んだなと。ジュースとかではなくて水でありましょうか。料理なんかにも使ったりするのか。リッチであります。そうでもないか。
逆に,ペットボトルを並べるという行為はちょっとビンボ臭さも垣間見えるところで,微笑ましい感じもするところではありますね。いや決してビンボではなくリッチなんだと思いますけれども。
「犬禁止」は新潟市中央区・日の出1あたり。
「犬入場」は新潟市中央区・白山浦2あたり。
「モラル」は新潟市西区・小新西2あたり。
「ペット」は新潟市中央区・沼垂東4あたり。