小ネタ物件116
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
最近はここ以外でもチョロチョロと小ネタを出したりしてるから,ちょっと在庫がキビシいな。
お店のあるところで道路工事なんかをしていると,お店の存在及び営業中というのを知らせるカンバンが立てられたりするんでした。
確かに,工事期間中客足が遠のいたりしたら大損害であります。その損害請求をされたりしないように,工事関係者側が立てるんでありましょうか。
「松澤酒店様 営業しております」
という,上の物件もそうしたカンバンでありますけれども,ちょっと違和感を感じるんでした。
それはおそらく敬語の使い方であろうと思われるでありますね。
「〜様」と敬称をつけておいて「〜しております」という謙譲語を使うことによって,これは誰の言葉なのかと,思ってしまうんでした。
まぁ,カンバンを立てる側としては敬称をつけずに呼び捨てというわけにもいかないだろうし。
でも「営業していらっしゃいます」とするのも,店側としては偉そうに聞こえるから遠慮したいだろうし。
タテマエだけでもお店の人が書いてることにして,「松澤酒店 営業してま〜す(ハート)」くらいにしておくのが良いんではないかなぁ。などと思ったわけでした。
新潟市中央区。
こちらは,ひとつの建物で隣り合っている,和風の割烹・居酒屋的なお店と洋風のスナック的なお店なんでした。
どちらが和風でどちらが洋風か一目瞭然でありますね。
しかしこう作りつけてしまうと,もう他の業態に変更できない感じであります。
「私は和に目覚めた!」とか「これからは洋の時代だぜっ」と思っても,店のつくりがそれをジャマしそうなんでした。
まぁ,カンバンの表面に張り付いている形で,意外と簡単につくりを変えることもできるのかもしれませんが。
新潟市中央区。
柳都大橋を歩くときにいつも気になる,橋沿いのマンションの一室であります。
3階くらいでありましょうか。バルコニーに,車のバンパー部分だかなんだかわかりませんけれども,そんな感じのものが置かれているんでした。
これは一体何であるのか,少なくとも実用性があるとも思えないわけでありますけれども,何かのゲージツだったりするんでありましょうか。それであれば,うちの物件のストライクコースからは外れてしまうわけですけれども。
柳都大橋を走っていた車が歩道やら柵やらを飛び越えて突っ込んだ…わけでもないのだろうなぁ。
何かの事情で手放さざるを得なかった愛車の一部分でもいいから保存しておきたかったとか。
暴走族ハンターの異名をとる正義の住人が,ハントした証として飾っているとか。
なんだかよくわかりませんけれども,住んでる人がいつか偶然この窓を開けて目が合ったら,何なのか聞いてみたいところであります。
すごい低い確率になりそうではありますけれども。
新潟市中央区。
こちらは駐車場のハリガミであります。
「空(あき)」というのを「空(そら)」とあえて読み違えるのは,ハリガミウォッチングの定番でありますね。
ただ,この物件の場合は「スカイマンション」の駐車場に「空あり」というのがちょっとオモシロかったわけでした。
いやそれだけなんですが。ヒネリも何もなくて申し訳ない限りであります。
このハリガミは駐車場のものでありますけれども,スカイマンション自体に空きがあるのかどうかはわからなかったんでした。
空きが無かった場合「スカイマンション 空なし」と表示されるわけで,
「スカイマンションに空が無いとはどういうことだ! そんなマンション,入居しないぞ!」
などと言われたりしないでありましょうか。
まぁしかし,空きがなければそもそも入居はできないわけで,入居できる場合は「空あり」なわけだから,うまい具合にいきそうでありますね。
…何を言っているのか。
新潟市中央区。