セイシュン物件
今回も小出しのショートでお送りします。
上の写真は,公園の公衆トイレ前に掲げられているプレートであります。色と形で,女性用というのがおそらく万国共通でわかるんではないかと思われるんでした。
でも江戸時代とかの日本でこの絵を見せられたら,はたして理解されるんでありましょうか。
鼻のある白いどーもくんがトマトジュースをリバースしている絵だとと思われたりしないかどうか。江戸時代にどーもくんがいたかどうか,トマトジュースがあったかどうか知りませんが。それはさておき。
このピクト,片足部分が壊れたのかどうか,短くなってしまっているんでありますね。
ただそれだけの話なんでありますけれども,見方によっては走っているように見えてくるんでした。
漫画表現としては,よくある形であります。
そんな,走ってこないといけないほど切羽詰っているんでありましょうか。もらさないように気をつけて走ってもらいたいものであります。
隣にはもちろん男子トイレもあるわけでありますけれども,男子の方は走ってはいないんでした。
撮影位置からは男子の方が手前にあるので,少し大きくなっております。
こうして並べて見ると,なんだか待ち合わせの男女のようでありますね。そして,背景的に雪のクリスマスのようであります。
雪の中,女子がちょっと遅れてきて,あるいは後から声をかけてビックリさせようと,小走りで向かってきているような感じ。
なんだか,青春の1ページのようであります。私にはそんなページありませんが。これから作ればいいのか? いやしかし。
あるいは,女子はこちらに向かってきているんではなくて,向うに走り去るところなのかもしれないでありますね。
走り去る女子を呆然と見送る男子。
こっちの妄想の方が楽しいか。けけけけけ。
「青春男女」は新潟市中央区・西大畑町あたり。