小ネタ物件106


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 久しぶりの小ネタ。今年に入って初か。まぁ,最近はずっと小ネタの小出しをやってたようなもんだけれども。




 さる歯科医院の駐車場であります。4台分の駐車スペースがあるようなんでした。
 ただ,やはり「4」というのは使いづらいんでありますね。それで色々と苦心している駐車場が多いわけであります。
「4」は使いづらいけれども,「1235」というのは不自然であると。
「4」を使うのと不自然になるのとではどちらを優先させるのか,あるいは数字以外を使うのか,というのがオーナーさんの悩みであろうと思われるんでした。

 で,こちらではどのようにしているのか。ちょっと見えにくいですけれども,一番奥のナンバーは「0」なんでした。
 なるほど。そうすればまぁ,不自然さを回避しつつ数字で4台分を表示できるんでした。
 ただ,やはり「0」というのは特殊な数字であって,そこを使っていいのかどうかというのを利用者が考えてしまいそうであります。そうでもないか。

 しかし「0」がOKなら,もうちょっと広げてマイナスでもOKでありましょうか。
 だとすると,連番で「−3」から「3」までの7台分確保できそうであります。まぎらわしいか。

 新潟市中央区。




 こちらはさるお宅の地面から2階屋根へかけられたハシゴであります。
 利用されているような気がするし,理屈上おかしなところというのは無いわけでありますけれども。
 でもここを上るように言われたら,即座に「NO」と言えそうであります。怖い。

 屋根の上にあがるための作りつけのハシゴというのは,雪国では比較的よく見られるものであります。雪下ろしをしたりする関係上。
 でもこれには上りたくないでありますね。なんだか怖い。地面から2階へ直通だからなのか。各部位の線が細いからなのか。支えが割とゾンザイだからなのか。正式名称知らないけれども,踏み板というか踏み棒の間隔がバラバラだからなのか。

 最近は新潟市でも雪下ろしをするなんていうことは無くなってきているので,このハシゴもずっと使われていないのかもしれないですけれども,これが天国へのハシゴにならないように祈るばかりであります。

 新潟市中央区。




 こちらは「ミッキーのクリーニング」さんのカンバンであります。
 全国に古くからあるチェーンみたいだし,おかしなところもとりあえず無いので,物件ということにはならないんではありますけれども。

 ただ,どうしても「ミッキー」というとあのネズミさんを思い浮かべてしまうので,子どもが
「ねえ。お母さん。近所にミッキーのクリーニングってところがあるんだって。どうせならそこに出そう」
と言ってやってきたらこのミッキーさんだったので「これちがうーっ」と泣いてしまった,なんてことはないのかと心配してしまうわけでした。まったく余計な心配でありますけれども。

 まぁ,そういうことを言い出したら同じミッキーのロークさんでもガッカリされてしまうかもしれないし。
 吉野さんとか安川さんとかカーチスさんとか琴ミツキだと…どうなのか。もういない人もいるか。
 私の場合,とり・みき師なら大歓迎だけれども。いったい何の話をしているのか。

 新潟市中央区。




 こちらは,さるお宅の板塀であります。この辺はお屋敷町みたいなところなので,立派なお宅も多いんでした。この塀も立派なものであります。

 で,写真はその板塀につけられた小さな窓であります。
 中にはメーターがあるようで,検針員の人はこのちいさな扉を上げて検針するようなんでした。

 いやそれだけであって,ただ単に「キレイに作ってあるなぁ」と感心したというだけであります。
 当然かもしれませんけれども,閉めたときに木目が合うように作っていて,扉の取っ手も少し曲線にして開けやすくしているようでありますね。キッチリした仕事。
 なんというか,金持ちの余裕というか,そんなものを感じてしまうわけでした。あくまで,ビンボ人個人の妄想と偏見でありますが。

 なんだか半開きになっているところはちょっと気になるところではあります。メーターがでかくて閉まらなくなってしまったんでありましょうか。
 それでも,ただ塀に穴があいていてメーターが見えているだけなんていう無粋なことはイヤだったのかもしれないでありますね。
 検針する人は手間が増えるかもしれませんけれども。

 新潟市中央区。