ヘイ物件
某お宅なのか会社なのか月極なのかわかりませんけれども,駐車スペースのようであります。
塀の土台のような部分で囲まれていて,その上にはカラフルなペットボトルがずらりと並べられているんでした。
ペットボトル自体がカラフルなわけではなくて,カラフルな水が入っているんでありますね。
しかしまぁ,よく並べたものであります。入っている水は,わざわざ色水を作って入れているんでありましょうか。なんか,色水って懐かしい響きであるな。
あるいは入浴剤を入れた風呂に入るのが趣味で,その残り湯を日々入れていたりするんでありましょうか。
はたまた,そんな浮ついたものではなくて,何か重要な実験や製品製造工程が行なわれていたりするんでありましょうか。
まぁ見た目はキレイなので,ただペットボトルが置かれているよりはけっこうであります。
しかし,ちょっと風の強い日なんかはタイヘンなことになっていそうな気がするわけですけれども,大丈夫なんでありましょうか。底面は強固に接着されていたりするんでありましょうか。
ひょっとするとこれはまだ初期段階で,これから色ペットボトルがさらに積み重ねられて,大きなペットボトル塀ができていくのかもしれないでありますね。そんなこともないか。
こちらは,さるお宅のブロック塀でありますけれども,真ん中でVの字状の階段になっているんでした。
これだともう塀とは言えないような気もするでありますね。ブロックの中に格子つきの窓もあって,部屋になっているようだし。ブロック塀というよりもブロック壁でありましょうか。
それにしてもオモシロい形でありますね。両側の階段から男女がおりてきたら,ラブラブショーみたいであります。そんなんじゃなかったか。ラブラブショー。
両階段の間にも出入り口があるようで,両側から人が降りてきて真ん中からも人が出てきて「三波春夫でございます」とか言ったら,レッツゴー3匹のようであります。違うか。
あるいは,そんな楽しいものじゃなくてもっとタイヘンな状況なんでありましょうか。窓の格子とブロックの強固なつくりからして,ここには手のつけられないモンスターが幽閉されていて夜には禍々しい叫び声が聞こえたり…しないか。
まぁ,そんなことをいろいろ妄想するよりは純粋に形のオモシロさを見ていた方がいいかもしれない物件であります。
オマケ。
これはまぁ,塀がどうこうという物件ではないんでありますが。
ただ,ちょっと「あ。ピノキオがいるな」と思っただけなんでした。
もう,鼻がのびまくっております。鼻の下がのびてるよりはいいかもしれませんが。よくないか。
まぁ,これから日が西に傾くと鼻は縮んでいきそうではありますけれども。
でも明日になればまたのびてしまうわけであります。永遠に懲りないピノキオ。
「七色ペット」は新潟市東区・大形本町1あたり。
「Vの字階段」は新潟市中央区・関屋本村町1あたり。
「ピノッキオ」は新潟市中央区・関屋本村町1あたり。