新年08物件

新年08物件



 さて,新年であります。子年であります。平成20年であります。一応新年物件というのを毎年やっているので,今年もやるわけでした。
 特に新年ネタがなければやらなきゃいいようなもんですけれども,今回は一応1月1日当日に歩いて撮った物件ということで。だから,まとまりのないのはご容赦いただきたいわけであります。まとまりはいつもありませんが。

 そんなわけで,上の写真。これはまぁ,まったく新年っぽいのが無いというのもアレかなと思って,初日の出っぽく見えなくもないという意見も聞こえないでもないような可能性もまったくないとは言えないと思えるような気がしないでもない物件のつもりであります。

 この,中の仕切り板がいい味を出しているような気がするわけですけれども,この板を外すとその向こうには何かスゴイものが見えるんではあるまいかという気がしてくるんでした。しませんか。そうですか。


 こちらは,初詣2件目(すでに「初」ではないか?)の神社の拝殿入り口に掲げられたハリガミであります。こちらでは私はお神酒をいただいたりしたわけですけれども,子ども用にはあまーいあま酒が用意されていたようなんでした。

 これはとてもわかりやすいハリガミであって,「さむい」「そういうとき」→「あまーい!」「おいしい」あま酒を飲む→「元気100ばい」のファイヤーカービィーになる…というプロセスが一目瞭然なんでした。雪だるまも喜んでおります。

 まぁなんとも微笑ましいというか味のあるハリガミでありますね。その元気100ばいになるあま酒を飲んでみたくなってしまうんでした。ぜひ来年はあま酒の方をいただきたいところであります。ファイヤーカービィーにもなってみたいし。
 でも,来年もこのクオリティのハリガミが見られるのかどうか。大きくなってもピュアな絵心は失わないでいてもらいたいものであります。


 家を顔に見立てるフェイスハンティングというやつであります。
 こちらのお宅の場合,一階部分が手前に突き出ている形のため,ちょっと動物の顔っぽく見えてくるんでした。口元がゆがんでいて,ちょっとヒネた犬のようでありますね。

 というようなことを考えていたら風が雲を運んできて,その雲を耳としてみると,ちょっとあの巨大遊園地のネズミさんのように見え…ませんか。そうですか。まぁ彼はこんなヒネた顔はしてないだろうし。


 こちらは,典型的な高所ドアであります。なぜここにドアが必要なのか。荷物の出し入れをするには,ちょっと狭いような気がするし。非常口にするには,3階というのはケガをせずに降りられる高さではないような気がするし。

 まぁ,高所ドアというのはたいがいそれなりの理由があって作られているものではありますけれども,その理由を知らない者からすると不思議に見える物件であります。
 そのふたつ隣の窓も他とは違っているので,この三階部分というのは何かヒミツがあるのかもしれないでありますね。

 それでまぁ,これも何か新年08にこじつけられないかと思って考えたのが,高床式であります。ネズミが入れないように床を高くした建築。さすがにこれだけ入り口が高いとネズミは入れないでありますね。人間も入れないでしょうけれども。うまくこじつけもできてないし。

「日の出」は新潟市中央区・翁町2あたり。
「あまーい」は新潟市中央区・四ツ屋町3あたり。
「ヒネネズミ」は新潟市中央区・栄町2あたり。
「高床式」は新潟市中央区・稲荷町あたり。