蔵出し物件3

蔵出し物件3


 さて。蔵出し物件であります。このページで通常の物件となる写真は実際に撮った写真のごく一部であって,ほとんどがいわゆるボツになるわけでありますね。まぁボツというか,タイミングの悪かった写真が多数あるわけです。そういう写真をリサイクルしようという,まぁ小ネタと同じようなものだけどもさらにちょっと古い写真を引きずり出そうという企画(というほどのもんでもない)であります。

 という蔵出し物件のその3。前回の蔵出しはもう2年くらい前。その前の蔵出しも2年前だったから,2年ごとにやるものなのか?
 まぁそれはそれとして,今回は06年11月頃のデジカメ写真であります。ほぼ一年前。けっこう最近ではあるな。



 街なかでよく見かけられる,地図というか案内図でありますけれども,もうザックリと破損していて,単なる額縁のようになっているんでした。

 しかし,これが単なる破損ではなくて真実の姿であったとしたら。本当に街がザックリと消失してしまっていたら。と考えると,ちょっとコワい感じでありますね。

 新潟市中央区。




 上の物件との絡み。街が消失してしまうとすると,こんな感じでありましょうか。道路の先が突然途切れてしまっていて,その付近は封鎖されて立入禁止になると。

 もはや人の通ることのない横断歩道がアワレを誘うようであります。

 新潟市中央区。




 むぅ。ここにあったか。亀田道場。ボクシングはあきらめて空手にしたのか?
 いやまぁ,この辺の地名が「亀田」なので亀田道場なんだと思いますけれども。

 んー。一年前にネタにするとしたら,もっと違うコメントにしているのだろうなぁ。まぁ,あんまりオモシロくならなそうだったから使わなかったんだろうけれども。

 新潟市江南区。




 さるアパートの玄関と思われるわけですが,「一F」「二F」というのがちょっと気になったんでした。

 通常「1F」「2F」といえば一階二階の階数を表したりするわけですけれども,この「二F」の扉をあけるといきなり階段になっていて,二階直通だったりするのか。「F」が階数でないならば,何の「F」なのか。だいたい,なぜ漢数字とアルファベット混在なのか。

 あるいは,これは「いち」「に」ではなくて「マイナス」「イコール」であって,なにか宇宙の謎をときあかす方程式だったりするのか。「−F=F」というのを解くと,単に「F=0」となるだけのような気もしますが。Fは力をあらわすから,「力は無力である」ということか。禅問答であるなぁ。

 それとも「一F」の方は「IF」をカムフラージュしているのかもしれないでありますね。この扉を入ると「もしあのとき別の道を選んでいたら」というもうひとつの世界へ行ける「IFの部屋」。その扉の向こうが今より素晴らしい世界かどうかはわかりませんけれども。

 新潟市西蒲区。