小ネタ物件63

小ネタ物件63


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 そのうち小ネタで使おうかなと思っている写真も,時間が経つとその機会も減っていくわけで,未使用の写真も膨大な数なのだよな。小ネタでも登場できる写真はラッキーであるなぁ。(ラッキーなのか?)


 さる保育園の,裏口的な小さな入口に掲げられているカンバンであります。

「おねがい
 ・えんないでの じこぼうしのため むだんで あそばないでください。
 ・あそんでいて じこがおきても いっさいせきにんは おいません。」

 内容としてはごく一般的なことが書かれているわけですけれども,すべてひらがなであります。まぁこういった場所ではありがちなことではありますが,いったいこの手のカンバンというのは誰に向けて書かれたものなんであろうか,といつも考えてしまうわけでした。

 大人に向けるのであれば漢字で書けばいいであろうし,子どもに向けているのであれば言葉が難しすぎるし。
「じこぼうし」や「むだんで」などの言葉はまだしも,大の大人が保育園の遊具で遊ぼうという子どもに向かって「いっさいせきにんはおいません」と言い放つというのは,責任を負わないというよりは無責任なんではあるまいかと思ってしまうわけでした。

 しかしまぁ,子どもがこのカンバンを見たとしても,そういった殺伐とした意味としてはとらえないのかもしれませんが。

「じこぼうし」って,どんな帽子なのかなぁ?
「むだんであそばない」の「むだん」って,どんなおもちゃなのかなぁ?
「じこがおきても」の「時子」って,どんな子なのかなぁ? いつも寝てるのかなぁ?
 あ。時子(じこ)ちゃんの帽子が「じこぼうし」なのかなぁ?

 …というようなことをクルクルと考えていたりするのならよろしいのですけれども。あんまりよくもないか。
「かえるだ,かえるー。げろ,げろ,げろ。ぎゃはぎゃはぎゃは」というくらいが,保育園児としては好ましい反応でありましょうか。

 新潟市。

 しまった。小ネタなのにまた長くなったぞ。次からは短く…。




 なんとなく,「界人類」という新しい人類がいて,その平和を祈っているような気がしたんでした。
 ひょっとすると,このおどろおどろした樹木のようなのが界人類でありましょうか。どちらかというと怪人類のような気もしますが。

 深海には「貝人類」というのもいるかもしれない。
 やけにさわやかな「快人類」は近くにいるとちょっと鬱陶しいかもしれない。
 すでに壊れている「壊人類」はちょっとアブない。
 いつも悔やんでばかりいる「悔人類」というのはイヤだな。

 新発田市。




 いや特におかしなことが書かれているわけではないんですが。
 薔薇の小売りをしているということでありますけれども,その際,まとめ売りだけではなくてばら売りもするのだろうなぁと,思っただけなんでした。ばらのばら売り。ばらばら売り。

 いや,くだらなくて申し訳ない。保育園児なみであります。
「かえるだ,かえるー。げろ,げろ,げろ。ぎゃはぎゃはぎゃは」
と同レベルであります。

 新発田市。




 病院を案内する標識でありますけれども,なんか無理な形というか体勢であるなぁ,と思ったんでした。

 支柱は2本必要なのかどうか。2本使うなら,平行にするのが普通ではないのか。
 確かに,地面から出ている根元部分は1箇所の方が歩行者などの邪魔にはならないかもしれないですけれども。しかしそれなら支柱は1本でも十分のような気がするわけでした。

 無理やり2本にするというのは,標識の長さによって支柱の本数が定められていたりするんでありましょうか。でも根元部分の規定というのがないので,規定上はこの形でOKであるとか。

 あるいは,これは狙ったデザインなんでありましょうか。病院だから,松葉杖の形。
 そうすると,刑務所の案内標識なんかは支柱が何本もあって,鉄格子のような形をしているのかもしれないでありますね。しれなくないか。

 三条市。