イタイ物件
イタイ物件
いやまぁ,毎度のことながら人様の名前をオモシロがってはいけないと思っているわけですが。
それでも,このカンバンを見た場合には路上観察者ならずとも「うーん。痛いのかなぁ…」と思わずにはいられないんではないかと思うわけでした。
しかもこのイラストのおばさん(なのか?)が「イ〜タ〜イ〜わ〜よ〜」と,てぐすねを引いているようで怖いところであります。ハサミもあるし。何かスゴイものをちょん切られたりしないんでありましょうか。
これが,モノを扱う一般の商店なんかであればそれほど気にならないわけですけれども,ヘアーサロンという身体を扱うものであるということで,気になってしまうわけでした。
それでもまだヘアーサロンであるからいいですけれども,お医者さん,とりわけ歯医者さんなんかでこの名前だと苦労しそうでありますね。実際あるんでありましょうか。「イタイ歯科医院」。あったとしてもカタカナにはしないような気もしますが。
逆に,葬儀屋さんで「イタイ葬儀社」なんかにすると,遺体と関連付けられていいんでありましょうか。よくないか。
まぁ,あんまり「イタイ」で「遺体」を思い浮かべることもないかもしれませんけれども。
そういえばこれを書きながら思い出したけれども,初めて就職した会社の先輩に下井さんというのがいて,初対面のときに字だけを見て「シタイさんですか?」と聞いたら「死んでねえよ。シモイだよ」と言われたことがあったなぁ。あの返し方からして何度も言われたことがあったのだろうなぁ。シタイと読むほうが悪いか? それはともかく。
物件のヘアーサロンは客の髪の毛をムリヤリ引っ張ったり何かをちょん切ってイタクするわけではもちろんなく(たぶん),非常に居心地がよくてずっとここに「居たい」と思わせるようなサロンなのではないかと思われるんでした(たぶん)。
「居たい」は新潟市(亀田)・城山1あたり。