輪物件

輪物件


 毎度のことながら,人の名前で面白がってはいけないと思ってはいるんですが。
 でもしかしオモシロくなってしまうのはしょうがないことであるよなぁ,とも思ってしまうわけでした。

 ということで,おそらくは三輪さん所有の土地を駐車場として使っていると思われる,有料月極三輪駐車場であります。

 これはやはり,どうしても「三輪」を「さんりん」と読んでしまいたいわけでありますね。三輪車専用の駐車場。
 今どきオート三輪というのが走っているのかあるいは走れるのかどうかわからないですけれども,何かのこだわりを持ってオート三輪しか停めさせない駐車場のように思いたくなるわけでした。

「三輪」にふりがながふってあるのはやはりそういうところを意識したんであろうと思われ,ちょっとカワイく感じられるんでした。ちょっと文章はトゲトゲしておりますけれども。

 このすぐそばには別の駐車場もあって,

 幼稚園児の保護者がこちらに車を停めるようであります。してみると,その子どもたちが上の「三輪駐車場」に三輪車をズラリと停めるのかもしれないとも思われるんでした。思われないか。

 ちなみに「きんしキッズルーム」というのは近眼の子どもたちが通うところではないと思われます。ジャニーズ関連でもないような気がします。桂きん枝の子どもたちが通うところでも…もういいか。


 こちらは「三九二輪店」さんであります。むぅ,392輪車を売っているんでありましょうか。392個も車輪がついていれば,どんなところでも走れそうであります。そうでもないか。

 私は幼稚園児のころ車の絵を描くのが好きでありました。それはおそらく当時やっていたアニメ「マッハGOGOGO」の影響であって,描くのは普通の車ではなく,色んな仕掛けがついた車。

 天井からマジックハンドが出ていたりジェット噴射していたり。そんな仕掛けの中でよく描いていたのが,補助タイヤというものでありました。

 タイヤがパンクしても大丈夫なように,車体の下に小さなタイヤを描くのだけれども,ひとつやふたつでは不安だということで,びっしりとタイヤを描いていたものだったんでした。小さい頃から心配性だったのだなぁ。

 という心配性の当時の私でも,392個の車輪は描いてなかったような気がするんでした。392輪車というのがあるならば,当時の私に見せてあげたいものであるなぁ。いや,あるなら今でも見たいような気がしますけれども。

「三輪駐車場」「きんしキッズ」は新潟市・小針が丘あたり。
「三九二輪店」は新潟市・横七番町通1あたり。