明子物件
明子物件
穏やかな天気の土曜日のお昼前。一見平和にみえるこのまがりかどにも,想像を絶する危険が隠れていたりするのでした。
危険が隠れているのであれば,せめてそれを警告するカンバンは堂々と目立つところに立っていてもらいたいものなんだけれども,このカンバンはあくまでもひっそりと控えめに通行者の安否を気遣っているようなのでした。
そしてもしここで事故が起きたとしても,この木の陰で「ああ…飛雄馬…」と人知れず涙をぬぐうだけなのかもしれないのでした。なんのことやら。