行物件

行物件


 普通に読むと,ここで待ってると「降車場」へ行くバスが来るわけですが,バスの降車場というのは1個所に定まるものではないのでした。通常,バスの終点が降車場になっているんで,この場合も「向陽三丁目」はこの路線の終点であり,ここが降車場なのでした。
 終点を過ぎてなお行き先があるというのは怖いですね。「鬼太郎」なんかで出てくる「幽霊列車」みたいなもんで,知らないうちに地獄へ着いていたりする。
 ちなみに,この表示の裏は「行」がついておらず,ただ「降車場」と書かれているのでした。