月日物件
月日物件
さる床屋さんのガラスに貼られていた「1月の休み」なのでした。こういうのも,この床屋さんに入ろうとする人以外は見ないもので,路上観察者である私ですら,最初はこの下半分しか見ていなかったのでした。
で,下半分(11月から下)だけ見ると,「なんじゃそら」になってしまうわけです。「11月」「17日」はいいけど,その隣が「18月」で,その下は「25月」。「11月17日」まではそのまま読めてしまうがゆえに,「18月」「25月」で脳が不安になってしまうのでした。
そして,上の「1月の休み」を見て状況を理解するという,なかなか高度な技を持つハリガミなのでした。