太平洋物件

　私のこの「ご近所路上観察ファイル」は，かの南伸坊大人の名著「路上観察ファイル」のタイトルを勝手にいただいているわけですが，その，本家「路上観察ファイル」で「オカルティック物件」として紹介されている古物商がここなのでした。

　その内容はここでは紹介できないんで，本（ちくま文庫「笑う街角」で出ているはず）を読んでもらいたいわけだけれど，「日本海側」や「太平洋側」という言葉がやけに使われているというのが不思議だと，いうものなのでした。

「路上観察ファイル」は十数年前の本なのだけど，そのころと同じように「最新版太平洋側のＢＯＯＫＳ」が，どどーんと店先に表示されているのでした。ほかにも面白いコピーがたくさん貼られているのだけど，まだ生き残っていたんだなぁ，と思うと，感無量なのでした。