下着物件

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 さるお茶屋さんの,店の外に面した柱にかかれていた「下着.」の文字。それほど大きくなく,一文字5センチ角くらいで,路上観察者でなければ気づかないかもしれない。
 誰がいったい何の目的でどういう状況で書いたのか,見当がつかないのでした。もっと大きく派手に書いてあれば店に対する嫌がらせということも考えられるし,「パンティー」とか書いてあれば欲求不満の高校生あたりが悶々としながら書いたんだろうなと思えるけれども(そうか?),淡々と「下着.」とだけあると,なにかすごい秘密が隠されているような気がしてくるのでした。
 できうれば「下着.」は「下着。」にして欲しかった。「モーニング娘。」風に。