視線物件

視線物件


 私が笹出線を車で走っていると,視線を感じたのでした。そしてふと横を見ると,空から睨まれているのでした。
 いやまぁ,視線を感じたというのはウソだけれども,ふと見上げるとこのような天才バカボンにでてくるおまわりさんみたいな「目」があったのでした。

 私は電線工事とは縁のない仕事なんで,電線をこのようにするのがセオリーなのかどうかはわからんのだけれども,他ではこんな形になってるのを見たことないのでした。この電線をはった人は,わざとこうしたのかどうか。
 私の路上観察では,意図や作意がミエミエなのはとりあげないのが原則なんだけれど,これは仮に作意があったとしても,許せる物件なのでした。